『タイタニック』ジェームズ・キャメロン監督、自身の生存方法を明かす ー 「水に飛び込む」

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超大作映画『タイタニック』のラストは、いまだに「どうすれば助かったのか」という議論がファンの間では絶えていない。

そんな議論に、ついに映画を指揮したジェームズ・キャメロン監督本人も乗ってきた。ハリウッド・レポーター誌のインタビューの中でキャメロン監督は、「もし自分が2等船室の乗客として1人で乗っていて、氷山衝突に遭ったらどうするか」という仮定の質問に対し、具体的な“生存ルート”を語った。

監督は乗客の避難が始まったら甲板で押し合いへし合いに参加するのではなく、救命ボートが降ろされて水上に出た瞬間を狙うとのこと。

”多くの人は水に飛び込む勇気がなかった。船が本当に沈むとは信じきれなかったのだ。でも沈むと確信できていて、救命ボートに乗れていないなら、ボートが離れるその瞬間に横の水へ飛び込む。漕ぎ去られたら終わりだ。タイタニックがまだそこにあって皆が見ているのに、溺れさせると思うか?引き上げるはずだ。士官も「もうどうしようもない」となる。ボート4が向いている”

彼いわく、船がまだ目の前にある状況で「目撃者だらけ」のまま溺れさせるのはさすがに無理があり、結局ボート側は引き上げざるを得ないとの説を唱えている。

ここで気になるのが、キャメロン監督の脱出作戦がかなりに「人の善意」を見込んでいる点でもあるだろう。

『タイタニック』本編では、乗客の避難が「醜い争い」に近い様相になっており、人々が押し合い、踏みつけ合うような場面も描かれていた。つまり監督は、自分が描いた地獄絵図に反して、自身の作戦は性善説で押し切っているのだ。

もちろんキャメロン監督の作戦も一理あるとも言える。 こういった乗客同士の争いに巻き込まれず、冷静にボートだけを狙うというのも生存戦略としては正しいのかもしれない。

監督のコメントはタイタニックが沈むことがわかっている状況であるが、実際のところは「正常性バイアス」が働いてここまでの行動ができる人間も少ないだろう。ある意味普段からいかに冷静でいられるかが重要であると考えさせられる話だったかもしれない。

ほぼ凍っているような海に飛び込む時点で逝く自信がある

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。

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