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※この記事には『ソー:ラブ&サンダー』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
MCUシリーズとしてついに公開された『ソー:ラブ&サンダー』。
今作ではナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスターが『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』以来の本格的な復帰を果たし、しかもムジョルニアを手にするマイティ・ソーという新たなヒーローとしても登場することで注目されていた。
しかしラストではムジョルニアを手にとって雷神として活動することが、逆にガンに対抗するための体力を奪う形となってしまい、ラストでは拐われたアスガルドの子どもたちを救うために最後の力を振り絞ってムジョルニアでゴアのネクロソードを破壊した。
そしてソーの腕の中で消滅して、神々の天国であるヴァルハラへと旅立っていった。
せっかくMCUデビューしたマイティ・ソーであるが、あまりに早い退場に落胆したファンも多いことだろう。
そんなジェーンはコミックではどのような活躍をしているのだろうか?復活の可能性についても考えていきたい。
ヴァルキリーとしても活躍?
コミックでのジェーン・フォスターも映画と概ね同じ設定で、ガンの体ながらもムジョルニアを持つことで健康な体を強力なパワーをもつマイティ・ソーとして活躍している。
アベンジャーズの一員としても活躍した人気ヒーローではあるが、一度は壮絶な戦いのもとで犠牲になってしまう。
しかしソーとオーディンによって再び復活している。
その後はパワーアップして形状変化することができるムジョルニアを手にして新たに活躍しているが、のちに犠牲になったヴァルキリーの代わりの同じ名前を名乗ることで、マイティ・ソーからヴァルキリーとしても活動することになっている。
コミックならではの怒涛の展開ではあるが、この流れが映画でも導入されることになれば、ヴァルハラに逝ったジェーンが再び蘇ることは十分にあり得るだろう。劇中でも映像としては初めてヴァルハラも登場して、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で命を落としたヘイムダルとも対面している。
さらにはヴァルキリーとも友情のような関係性が描かれていたことから、ジェーンが新しいヴァルキリーとして活躍することを暗に示唆しているのではないかとも一部のファンの間で予想されている。
ただそうは問屋が卸さないのが、コミックと異なるMCUシリーズだ。一度死亡したキャラクターが復活することは現状ではほぼありえない。それができるならばロキもとっくに復活しているはずだ(ドラマのロキは変異体)。
そのためコミック通りに再びジェーンが復活することを期待しすぎるのも危険ではある。
あくまでジェーンのマイティ・ソーは今回限りと考えていたほうが精神衛生上も安定できるだろう。
もちろんヴァルハラが今後の作品で登場するとなれば、違う形ではあれ、ジェーンが映画に登場することにはなる(さながら『ドラゴンボール』での天国にいる悟空のような形か?)。
ちなみにナタリー・ポートマンは今後再びジェーン・フォスターを演じることについては前向きであることを海外メディアにコメントしている。
果たしてジェーン・フォスターのマイティ・ソーは再び登場する可能性はあるのだろうか?
映画『ソー:ラブ&サンダー』は2022年7月8日より日本でも劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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