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『ハムナプトラ』シリーズに、新たな動きのウワサが浮上している。
海外スクーパーの情報によると、ユニバーサルがブレンダン・フレイザー主演シリーズの復活に強い関心を示し、長年愛された冒険活劇を再起動させる案を検討しているという。
なお同時にリー・クローニン監督による新『ハムナプトラ』が2026年に公開予定であり、今回の情報が事実なら両軸でのシリーズ展開が想定される。
フレイザー版は『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』(1999)が大ヒットし、『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(2001)、『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』(2008)へと続いた。初作は世界興行で約4億2千万ドル、シリーズ合計は10億ドル超を記録し、今なお根強い人気を持つ。
ユニバーサルの“ザ・マミー”の近年の試みとしては、トム・クルーズ主演の『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)が「ダーク・ユニバース」構想の起点となったが、批評面の失速や世界観設計の難航で計画は頓挫。その後は『透明人間』『レンフィールド』『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』『アビゲイル』『ウルフマン』などが独立作として公開されている。
今回の新作ウワサを後押しする背景には、フレイザーの再評価も大きい。彼は『ザ・ホエール』でアカデミー主演男優賞を受賞し、再び注目を集めている。かつての主人公リック・オコーネルに成熟した人間ドラマを与える余地は十分あるだろう。
もっとも、シリーズが並走すれば混乱も生じうる。ブレンダン・フレイザー版『ハムナプトラ』がどのような展開を迎えるのか、今後の続報に注目しておきたい。

ガチなら凄すぎるぞ

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
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