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2017年に公開された『マイティ・ソー/バトルロイヤル(原題:ソー ラグナロク)』は、新たにタイカ・ワイティティ監督を起用することによって今まで以上の大きさな成果を上げることができた。
その一因ともいえるのがレッド・ツェッペリンの名曲『移民の歌』を使用したことだろう。この曲は予告編をはじめ、本編でも序盤と終盤の最も盛り上がるシーンに2度も使用されていた。
このことについてタイカ・ワイティティ監督が『移民の歌』を起用することになった理由を明らかにした。
『移民の歌はソーの曲』
タイカ・ワイティティ監督は海外メディアのインタビューに対して、『マイティ・ソー/バトルロワイヤル』で『移民の歌』を使用することになった理由について語った。
映画製作以前のプロモーションですでに『移民の歌』を使用していたというのは、タイカ・ワイティティ監督の曲に対する熱意を感じることができる。
また監督は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でジェームズ・ガン監督が往年の名曲を多用していたにもかかわらず、『マイティ・ソー』や『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』で『移民の歌』を採用しなかったことになおのこと疑問を抱いたという。
タイカ・ワイティティ監督の言う通り、『移民の歌』は北欧神話を題材として歌詞となっており、同じく北欧神話が元になった『ソー』に当てはまらないわけがない。しかも『バトルロイヤル』に至ってはアスガルド民たちの移住も描いていることからこれほどまでにしっくりくる曲はなかっただろう。
映画を鑑賞したファンの多くは終盤でソーが雷神として覚醒し、ビフレフトに押し寄せたゾンビ兵を薙ぎ払っていくシーンが印象に残っているだろう。
曲の意味や製作に関するバックグラウンドを考えながらもう一度映画を見るのも楽しめるかもしれない。
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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