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アクションコメディ『ラッシュアワー』シリーズの新作『ラッシュアワー4』が、ついに動き出したとVariety誌より報じられている。
主演のジャッキー・チェンとクリス・タッカーも続投予定で、監督は過去3作と同じブレット・ラトナー氏が務める見通しだ。
配給はパラマウントが担当し、興行収入の取り分はワーナー・ブラザース・ディスカバリー側が優先的に得る形になるという。
『ラッシュアワー』シリーズは、香港警察のリー警部とLAPDのカーター刑事がコンビを組むバディムービーで、1998年の1作目、2001年の『ラッシュアワー2』、2007年の『ラッシュアワー3』まで計3本が公開されている。世界興行収入は合計8億ドル超と商業的には成功しつつも、3作目公開後は長く新作の話が途絶えていた。
新作制作が遅れた背景には、2017年にブレット・ラトナー監督への性的不祥事疑惑がある。報道後、ワーナー・ブラザースはラトナー氏との提携を打ち切っていた。
今回の『ラッシュアワー4』本格始動には、アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏の“後押し”も関係していると報じられている。米メディアSemaforによれば、トランプ氏はパラマウントを所有するラリー・エリソン氏に対し、『ラッシュアワー』の復活を直接働きかけていたという。
同記事では、トランプ氏が80年代後半から90年代のド派手なアクション映画やコメディを好み、ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の『ブラッドスポーツ』などにも強い思い入れを持っていると伝えている。
現時点でストーリーの詳細は明らかになっておらず、前作から20年以上経過したなかでの舞台設定、これまでの3作とのつながりなども不明だが、トランプ氏が求める「昔ながらのバディアクション」をそのまま現代に持ち込む可能性もあるだろう。
『ラッシュアワー4』にはまだ公開日が設定されていないため、今後新たな情報が入り次第お知らせをしていく。

まさに鶴の一声

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
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