『ローグ・ワン』脚本家、物議を醸した再撮影の詳細に触れる ー 「整理整頓が必要だった」

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『スター・ウォーズ』シリーズの中でも屈指の名作とされる『ローグ・ワン』は、興行的にも高い評価を得た作品だが、その裏側ではいくつかの問題が撮影中に発生しており、大規模な再撮影が行われていたことが知られている。

最終的にはこうした再撮影が作品の完成度を高め、成功に繋がったとも言えるが、その立て直しに深く関わったのが、現在『アンドー』のショーランナーを務めるトニー・ギルロイ氏だ。彼は最近の海外メディアのインタビューで、当時の混乱について率直に語っている。

”ひとつ言わせてもらうと、『ローグ・ワン』のキャラクターたちはもっと整理整頓が必要だった。もっとシンプルにすべきだったんだ。(中略)ディエゴ・ルナを見ながら思ったよ、「この男が最低な奴じゃなければ、これは最高の作品になる。彼は本当に素晴らしい俳優だから」ってね。ああ、こんなこと言ってると僕、面倒なことになりそうだな!もうこれ以上は言えないよ!”

ギルロイ氏の発言からは、再撮影前の脚本やキャラクター構成がかなり複雑かつ混乱していたことが伺える。特に冒頭シーンについては大幅に作り直されており、その変更が物語全体にも影響を与えたとされている。

仮にこの再撮影と脚本の調整がなければ、『ローグ・ワン』の成功はもちろん、後に続くスピンオフ作品『アンドー』の制作もなかったかもしれない。

いまだに多くが語られていない『ローグ・ワン』の舞台裏だが、その前日譚を描くドラマ『アンドー』シーズン2は、2025年4月23日よりDisney+(ディズニープラス)にて配信開始予定だ。

ゆとぴ

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