マーベル・スタジオ代表、”ヒーロー映画疲れ”にコメント ー 「私は22年以上関わっている」

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もはや世界的な映画スタジオへと成長し、多くのヒット作を生み出してきたマーベル・スタジオ

一方でMCUシリーズのフェイズ4に入った最近は各作品に対する批評が大きく上下することがあり、一部では”MCU疲れ”や”ヒーロー映画疲れ”と言った言葉が取り上げられるほどになっている。

マーベル以外にもDCなど様々なところからヒーロー映画が制作されているが、このことについてマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏海外メディアのインタビューの中で、ソース元になるコミックの豊富さや、表現方法で飽きることは無いとコメントをした。

”私はマーベル・スタジオに22年以上在籍しており、スタジオにいるほとんどの人も約10年以上一緒に働いています。たぶんマーベルで働いて2年目の人たちは、「この流れはいつまで続くのだろうか?コミック映画の流行はいつ終わるのか?」と尋ねてくるでしょう。ただ私にはその質問の意味がわかりません。なぜなら『風と共に去りぬ』のような映画が公開された後でも、小説からあと何本も映画を作ることができると本質的に理解しているからです。小説はどんな種類の物語でもありえます。マーベル・コミックには80年にも渡って最も興味深く、感情的で画期的な物語がありました。私たちが持っている技術や表現を取り入れるて適応させることができるのは、私たちの大きな特権です。他のことをしたい場合は別のジャンルを適応させて、どのような種類の映画でも作ることができる。映画タイトルの上にあるマーベル・スタジオロゴと、長い出版の歴史からのアイディアだというこの2つの共通点があるならば、どんな種類の映画でも作ることができる”

つまりは原作となっているコミックの数が膨大であり、そのひとつひとつの物語に対して、様々なアプローチをすることで、一つの物語からでも別の映画を何個も作ることができるとファイギ氏はコメントしている。

そのため現在のヒーロー映画の表現に飽きられたとしても、別の表現によって全く新しい映画を作ることができる自負を持っているからこそ、ヒーロー映画の流行が終わることはないと自信を持って言えるのだ。

いわば豊富なソース元と多くの表現を方法をかけわわせることで、実質無限に映画を作ることが可能。そういった原動力によってスタジオの人々は日夜MCU作品の制作に取り組んでいる。

共通点は映画タイトルの上にあるマーベル・スタジオのロゴと、原作がコミックという点だけというところからも、スタジオがどこまでも野心的で挑戦的な姿勢で制作に挑んでいることがわかるだろう。

MCUシリーズは『アントマン&ワスプ:クアントマニア』からいよいよフェイズ5に突入する。そこからマルチバース・サーガのラストである『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』へと駆け抜けていくことになるだろう。

その後についてはまだ明らかにされていないものの、マーベル・スタジオからは多くの作品を生み出す力があるため、今後も長い間ファンを楽しませ続けてくれることに期待をしておこう。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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