ヘイリー・アトウェル、『ドクターストレンジMoM』キャプテン・カーターの扱いに「軽んじられていると思った」

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2022年に公開されたMCUシリーズ映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、アニメ『WHAT IF…?』に登場したキャプテン・カーターが初めて実写作品に登場し、話題となった。演じたのは、これまでの作品でもペギー・カーター役を務めてきたヘイリー・アトウェルであり、ファンには嬉しい演出となった。

しかしキャプテン・カーターは、別世界から襲撃してきたスカーレット・ウィッチによって盾を腹部に突き刺され、あっさりと命を落としてしまった。

このほかにも、ミスター・ファンタスティック、ブラックボルト、キャプテン・マーベル、そしてプロフェッサーXまでもがあっという間に倒されてしまい、当時のファンの間では賛否が分かれた。

本作でのキャプテン・カーターの描かれ方について、ヘイリー・アトウェルは海外メディアのインタビューで「軽んじられていると思った」と当時の心境を明かしている。

”あの名セリフ「一日中でも戦える」を言ったかと思ったら、自分の盾でフリスビーみたいにやられちゃって、「なんかすごく軽んじられてるな」って思いました。彼女の見せ場が奪われちゃった。ちょっと笑っちゃうような瞬間でもあるんだけど”

さらに「誰のやり方も否定したくないし、みんなの技術にはすごく敬意を持っている」とも付け加えながら、キャプテン・カーターがあっけなく退場してしまったことには、やはり納得できない思いがあったことを吐露している。

メガホンをとったサム・ライミ監督については、撮影に関してアイデアを話したものの、ライミ監督は俳優から撮影について口を出されるのを好まなかったのではないかと感じたエピソードも明かしている。

なお、本作に登場したキャプテン・カーターは『WHAT IF…?』で活躍した彼女とは別世界の別人であり、その他のヒーローたちも同様にメインアースのキャラクターとは異なる存在とされている。そのため、本筋に大きく影響する演出ではなく、主な目的はスカーレット・ウィッチの恐ろしさを強調するためだった、という擁護の声もある。

とはいえ、プロフェッサーX役のパトリック・スチュワートなど、ファン待望のキャスティングだったこともあり、当時ショックを受けたファンが少なくなかったのも事実だ。

今後キャプテン・カーターが再びMCUに登場するかは不明だが、『WHAT IF…?』ではシーズン1からシーズン3まで活躍の機会が与えられており、実質的にシリーズの主人公の一人ともなっている。マルチバース間の脅威に立ち向かう彼女が、今後のクロスオーバー作品に登場する可能性もゼロではないだろう。

果たして、実写作品でキャプテン・カーターがヒーローとして活躍する姿を再び見ることができるのか。今後の情報に注目しておきたい。

ゆとぴ

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