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MCU最新作の『エターナル』では、宇宙の創造主であるセレスティアルズによって創られた種族のエターナルズを主人公としており、彼らは長寿で特殊能力を持つという、今までのMCUではあまり見られなかったキャラクターとなっている。
明らかに強さのインフレを起こしてしまいそうな気もするが、この点について今作のプロデューサーがヒーローたちの強さの描き方の方針を明らかにした。
神になりすぎないようにした
海外メディアのインタビューに答えた『エターナルズ』のプロデューサーのネイト・ムーア氏は、エターナルの描き方やマーベルヒーローの強さに関してコメントをした。
・Eternals Producer Reveals Which Character Could Possibly Take On Captain Marvel
エターナルズは神に創られた神に近い力を持つキャラクターたちではあるが、彼らは長い間人間社会に溶け込みながら生活しており、人間のように感情があったり、悩みがあったりする。そういった等身大のヒーローというのがアメコミの醍醐味でもあり、その醍醐味を無くさないように気を配りながら今作を作ったとムーア氏は明かした。
ソーは神(最近は異星人ポジション)であるが、人間との親近感のバランスを上手く管理できたともコメントしている。賛否はあるだろうが、結果的には人気キャラクターとしての地位を獲得し、2022年には4作目が公開することになっている。
ちなみにファンが度々気にするマーベルヒーローたちの強さのランキングについてもコメントをしている。
MCUヒーローには特殊能力のない常人から、特殊能力を得た超人、人間ではない存在など様々なヒーローがいる。そのためにバトル系SF映画では避けては通れぬパワーバランスのインフレが起こっており、クロスオーバーした際の活躍に差が出てしまうのではないかともいわれている。
この点についてはマーベルとしても特定の強さランキングのようなものは持っていないようで、それぞれのヒーローがそれぞれの場所で活躍できるようなものがあるといった方針があるようだ。
一方で結局は脚本家が勝たせたいと思ったキャラクターが最強であり、レジェンドのスタン・リーも似たようなことをコメントしている。
元も子もないが、本当の神はエターナルズでもセレスティアルズでもなく、脚本家なのだ。
MCU世界において絶大な影響を与える可能性のある映画『エターナルズ』は2021年11月5日に日本公開予定だ。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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