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映画スタジオ再編のウワサが飛び交う中で、最大手のひとつであるワーナー・ブラザース・ディスカバリーは身売りを検討していることが伝えられている。
このレースにはパラマウントやユニバーサルを傘下におくコムキャスト、そしてNetflixが候補として名乗りを上げているとしているが、どうやらディズニーは少なくとも現時点で買収レースに加わる意思はないようだ。
ウォルト・ディズニー社のCFOヒュー・ジョンストン氏がCNBCのインタビューのなかで、「大型M&Aに踏み出す必要は感じていない」と発言し、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収への関心を明確に否定した。
ジョンストン氏はテレビ出演や投資家向けの場で、同社が過去にフォックスやルーカスフィルム、ピクサーなどを買収してIP基盤を築いたことを踏まえつつ、今は自社の手札を活かす段階だと強調した。
こういったスタジオ合併の動きが盛んな背景には、業界全体で進むコスト管理と債務圧縮の流れがある。スタジオ買収は規模も規制リスクも大きく、統合作業は数年単位の負荷となる。ディズニーとしては、すでに抱える巨大フランチャイズ群に回しながら配信と劇場の両軸を整える方がリターンが明確という読みが働いているのだろう。
いずれにせよ、今回のコメントで少なくとも短期的にディズニーがWBD買収に動く可能性は低いこととなる。売却プロセスの行方は他社の意向に左右されることとなり、新たに生まれる映画スタジオグループがディズニーグループとどのような関係性を見せていくのか注目だ。

万が一でもワーナーの買収に乗り出したら確実に独禁法にかかりますねぇ

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
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