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2024年に唯一公開されたMCUシリーズの映画『デッドプール&ウルヴァリン』の最終的な利益に関する情報が、Deadlineの報道により明らかになった。
『デッドプール&ウルヴァリン』は、劇場公開による興行収入、家庭用メディアの販売、ストリーミングライセンスなどを含む収益が合計で9億8,000万ドルに達したとされており、マーベル・スタジオの親会社であるウォルト・ディズニー社が支出した5億8,000万ドルを大きく上回る黒字となった。なお、この費用には主演のライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン、監督のショーン・レヴィへの報酬も含まれている。
この収益は、同じMCUシリーズの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』による黒字額1億2,400万ドルや、ソニー・ピクチャーズのアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の3億2,800万ドルを大きく上回るものと報告されている。
全世界興行収入としては13億ドルに達し、2024年公開映画の中では『インサイド・ヘッド2』に次いで第2位となった。
マーベル・スタジオは、2023年に公開された『アントマン&ワスプ:クアントマニア』や『マーベルズ』が興行的に振るわず、財務的にも苦境に立たされていたが、『デッドプール&ウルヴァリン』の成功によって大きく救われる結果となった。
とはいえ、本作が多数のサプライズキャラクターに頼る“飛び道具”的な構成であったことや、同様の手法が再び成功するかどうかには疑問の声もある。そのため、MCUシリーズ全体としての不安要素が払拭されたわけではないとの見方もある。
デッドプールやウルヴァリンが今後再登場するかは公式に発表されていないが、ウワサでは『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』への参戦がささやかれている。
『デッドプール&ウルヴァリン』の大ヒットを、MCUシリーズが復活するための起爆剤とすることができるのか。今後の展開に注目しておきたいところだ。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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