ジェームズ・キャメロン、『アバター3』失敗ならシリーズから撤退 ー 「最後でも構わない」

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『アバター』シリーズは、3作目となる『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』の公開を控える中で、ジェームズ・キャメロン監督の発言が話題になっている。

監督は本作の興行成績次第で、シリーズそのものをここで終わらせる可能性があると認めており、長く続く続編計画にブレーキが掛かる可能性に言及している。

キャメロン監督はこれまで、『アバター』第4作・第5作までの構想を語り、すでに一部は撮影も行っているとされてきた。しかし最新のインタビューでは、『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』が十分な成功を収めなかった場合、その先の続編に進まず、シリーズから身を引く意向を示している。

”『アバター』の世界にいるのはもう20年、正確には30年くらいになる。最初に脚本を書いたのは1995年で、当時は「頭がおかしい」と言われて一度棚上げした。それから2005年になって本格的に動き出したんだ”

さらに『アバター3』がシリーズ完結編になる可能性について問われると、キャメロン監督は次のように答えている。

”『ファイア・アンド・アッシュ』が物語の終わりになってもかまわない。もしここで終わるなら、それでいい。ひとつだけ開いたままの要素は残るけれど、その時は本を書いて、みんなの疑問に答えるよ

またキャメロン監督は「『アバター』シリーズを他の映画監督に引き継ぐつもりはない」とも語っており、何らかの理由で自身が身を引いた状況で続編が作られる場合でも、キャメロン監督が近くで関わる体制でなければやらないと強調している。

これまで『アバター』と『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』はいずれも世界興行収入20億ドル超えを記録し、映画史屈指のヒットシリーズとして数字の面でも存在感を示している。その一方で、長大な上映時間や製作規模など、次の作品ごとにハードルが上がっているのも事実ではある。

2029年公開予定の4作目については惑星パンドラを舞台にしつつも、完全に独立した物語が展開されると言われている。2031年公開予定の5作目は現時点では詳細は不明だ。

『アバター:ファイア・アンド・アッシュ』は2025年12月19日に日本公開予定だ。

キャメロン監督の魂が注ぎ込まれてますな

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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