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Disney+ (ディズニープラス)で配信された『ファルコン&ウィンターソルジャー』は最終話を迎えてもなお話題が尽きることない人気作品となっているが、今作には黒人であるイザイヤ・ブラッドリーというキャラクターが登場していた。
彼はスティーブ・ロジャースのキャプテンアメリカが存在していた裏で、朝鮮戦争に参加するなどアメリカ政府に貢献しながらも、人体実験や監獄入りなどの仕打ちを受けた超人兵士だったことがわかっている。
そんなイザイヤの過去が描かれなかった理由について今作の脚本家が理由を明かしてくれた。
『気を散らすものだとおもった』
『ファルコン&ウィンターソルジャー』の脚本家であるマルコム・スペルマン氏は海外メディアのインタビューの中で、ドラマのなかでイザイヤ・ブラッドリーの過去のフラッシュバックが描かれなかった理由を明かした。
・Falcon and Winter Soldier Director Reveals Why There Were No Isaiah Bradley Flashbacks (Exclusive)
今作におけるイザイヤの役割としては、アメリカにおける黒人差別の歴史と、サム・ウィルソン自身がその歴史のを背負う覚悟をするきっかけを作るものだと思われる。そのためイザイヤの過去を振り返ることは本来のキャラクターの役割が霞んでしまう可能性があったようだ。
もちろんファンとしてはコミック同様にイザイヤがもう一人のキャプテンアメリカとして活動していた彼の姿を観たかったが、あまりに多くのエッセンスを入れれば視聴者は本来のストーリーに集中できなくなるだろう。
何かしらの作品の中で描かれる機会が与えられればいいのだが、今のところすぐには明かされることはないだろうと予想される。
様々な現実問題を取り入れながら、新たなキャプテンアメリカの誕生を描いた『ファルコン&ウィンターソルジャー』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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