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先日ファンの要望がついに実現し、HBO Maxでの配信が決まった『ジャスティスリーグ:スナイダーカット版』。劇場公開版に複数のカットシーンや視覚効果を追加することで、本来の『ジャスティスリーグ』を完成させようとワーナーブラザースが本腰をあげて動き出したのだ。
この動きに合わせて海外ファンは2016年公開の『スーサイド・スクワッド』の本来の内容を含んだ「デヴィッド・エアーカット版」を求める声も盛り上がりを見せている。
そんな声にデヴィッド・エアー監督はコメントを寄せている。
『ザ・スーサイド・スクワッド』と競合するため配信は無い?
2016年に『スーサイド・スクワッド』でメガホンをとったデヴィッド・エアー監督は、再撮影が行われる前のエアーカット版『スーサイド・スクワッド』配信に向けてファンの動きに対してコメント。実はすでにエアーカット版は存在していることを明らかにした。
Claro que existe. Y esta casi completa menos unos efectos visuales. https://t.co/pRsEpRTvEJ
— David Ayer (@DavidAyerMovies) May 24, 2020
これはデヴィッド・エアー監督が初めて再撮影前の『スーサイド・スクワッド』が存在することを認めた発言となる。またスナイダーカット版『ジャスティスリーグ』とは異なり、ほぼ完成しているためおそらくは配信しようと思えばすぐにでも用意はできる状態となっているのだろう。
当時の『スーサイド・スクワッド』は完成間近になって、ワーナーブラザースの指示のもとで大幅な再撮影と外部の編集会社によって映画が再構成が施されている。
オリジナル版ではラ、ストで発火能力をもつディアボロが生存していたり、ハーレイ・クインとデッドショットがカップルになっていたりと内容が大きく異なっていた。
また女剣士のカタナが操られてスーサイド・スクワッドのメンバーに襲い掛かるといったシーンも存在していたのことだ。
Enchantress takes her over with a tendril and she attacks the rest of the Squad https://t.co/a7vt1CPRPV
— David Ayer (@DavidAyerMovies) May 25, 2020
ジョーカーとエンチャントレスが手を組むエンディングもあったといわれており、劇場公開された『スーサイド・スクワッド』がだいぶ変更されていることがうかがい知れる。
しかしエアーカット版の『スーサイド・スクワッド』が存在していたとしても、すぐの配信は難しいと考えらえる。なぜなら現在2021年の公開に向けてジェームズ・ガン監督による『ザ・スーサイド・スクワッド』が製作されているからだ。
こちらの作品は前作からソフトリブートされるといわれており、内容やキャラクターにもテコ入れが加えらえると予想される。
このように最新作と前作の別バージョンが同じ年に公開されるのは、マーケティング上でもファンに混乱をもたらす可能性があるのだ。『ジャスティスリーグ』においては特段新作の公開が予定されていなかったため実現できたのだが、『スーサイド・スクワッド』はそう簡単に決断されることは難しいと推測されている。
近いうちにエアー版『スーサイド・スクワッド』が公開されることはなさそうだが、またファンの活動が実を結べば実現するかもしれない。今後の動きにも注目していこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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