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マスターピース MP-48 ライオコンボイのレビューです。
価格 | 22,000円(税込) |
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発売月 | 2020年2月 |
メーカー | タカラトミー |
販売方法 | 一般販売 |
作品 | 『ビーストウォーズⅡ』 |
マスターピース MP-48 ライオコンボイのパッケージ
まずはパッケージから。いつものビーストウォーズ系デザインにビーストモードとロボットモードのライオコンボイが写し出されています。
背面には様々な遊び方を紹介。
ブリスター状態。意外とすっきりしている。
マスターピース MP-48 ライオコンボイ ビーストモードの本体
ということで、マスターピースから発売された『ビーストウォーズⅡ』の総司令官であるライオコンボイを見ていきましょう。まずはビーストモードからザっと見ていきます。
ということで、マスターピース ライオコンボイのビーストモードです。まずは全体から。
ぐるっと一周。今回はリアルなライオンというよりは、アニメ版のライオンを意識したスタイルとカラーリング。ちなみに全体的に塗装によってカラーが再現されている。今までのビーストウォーズ系マスターピースと比べると全体的には再現度は劣る印象。
おそらくロボットモードのスタイルを保つためにビーストモードを設計しているように見えるので、このようになっているのでしょう。全体的につぎはぎだらけといった感じです。
バストアップ。頭部はしっかりアニメ版のイメージを立体化している。目は凹凸によって立体感のあるものに。髭は塗装ですね。迫力のある表情もライオンらしい。
ちなみに口を開閉することができ、中の歯や舌も造形&塗装がされている。
鬣は幾重にも鬣パーツが重なったような印象ですね。様々な方向に靡いたような雰囲気がより動物らしい造形となっている。
下部や前脚根元あたりの鬣はロボット感のあるものに。
首のあたりはロボットモードの赤いところや青いところが結構目立つ。
前脚は真っすぐな感じ。
爪は1本ずつ塗装されている。
足裏はメカな感じ。
前脚裏にはライオンクローが収納されている。
このように展開も可能。
後ろ脚はこのように猫科らしい曲がり方をしていますね。
同じく爪が塗装されている。
足裏はシンプル。
ロボットモードの膝パーツが結構目立つ。このあたりはどうしようもなかったのかなぁ。
本体後ろはフォルムをしっかり意識しながら造形されている。
裏側かなりメカニカル。
腹部パーツには台座用の穴が開いています。
尻尾は可愛らしい。
同じマスターピースであるゴリラコンボイと比較。この二体を並べられたのは嬉しい。
大きさ的には違和感ないかなと思います。
ついでに当時発売されたビッグコンボイと並べてみる。全体的に同じぐらいの大きさ。
あまりアニメでも並んでいた印象はないですが、おもちゃで並べられるのは楽しい。
3体のビーストコンボイたちが勢ぞろい。たぶんマンモスはもっと大きいはずですが、そこはご愛敬。
マスターピース MP-48 ライオコンボイ ビーストモードの可動範囲
前脚はあまり左右には開かず、前後可動だとこのぐらいですね。
一応回転軸もありますが、収納されたクローが思いっきり干渉するので、扱いには注意。
後ろ脚は多く後ろ側に動かすことが可能。
左右にも結構大きく開きます。
鬣があるからあまり動かせないと思っていましたが、結構顔を左右に振ることもできる。
首の前後可動もあり。
口も開閉しますが、アゴを動かすというよりは頭を動かすので、大きく開けすぎるとおかしなことになる。
尻尾も動かすことができる。
マスターピース MP-48 ライオコンボイの変形ギミック
それでは次はライオコンボイをビーストモードからライオコンボイに変形させていきましょう。
まずは鬣上部のパーツを後ろに動かし、ヒンジを伸ばします。
サイドの鬣も同様に後ろにスライド。
わかりにくいので、斜めからも。
左右と上部の鬣を広げ、頭部を上に展開します。
アゴも同様に上部に収納したら、今度は頭部を全体的に前方向へ倒します。
下部にあった鬣パーツをアームの枠を通すような形で上部に移動させる。
アゴのあたりの軸を中心に頭部を180度回転させます。
回転させた頭部とアゴをもう一度起こし、フックがあるアームを可動させます。
フックのあるアームをアゴの奥にある穴に差し込み、頭部で挟み込みます。
次は下部の鬣を180度回転させる。
一旦上部と左右の鬣を外側に広げたらビーストモードの頭部は完了。次は胴体の変形に移ります。まずは尻尾のカバーを上げます。
背中のカバーを起こしたら反対側に回転させます。
背中のカバーを倒して、尻尾のカバーを下ろします。
尻尾のカバーの中心にあるスリットに、アームの突起を差し込んでロックします。
アームごと尻尾パーツを上げ、尻尾を収納します。
次は脚の変形。まずは曲がった脚の膝を伸ばします。
足も延ばしたら、膝下を180度回転させます。
次に足を180度回転し、二重に収納されたかかとパーツを展開します。
次に膝カバーを伸ばして写真の位置に移動させます。
次は胴体。腹部カバーパーツのロックを外して上部にあげます。
収納さえたロボットモードの腕を広げます。
腕を前方向に展開したら、アームごと左右に大きく広げます。
次に腹部のサイドパーツを広げます。
先ほど広げた腹部のサイドパーツを上部にあげます。ここが腰パーツと大きく干渉してパーツが削れる・・・。
腹部カバーパーツを下部に収納します。
次に収納されたロボットモードの胸部パーツを外側に展開します。
左右に展開された腹筋パーツをくっつけます。
同じ要領で胸部の展開してロボットモードの胸パーツにさせます。
胸部パーツの二重ヒンジアームを伸ばします。
伸ばしたアームを180度回転させます。
ロボットモードの腕部のカバーを閉じます。
腕を写真の位置に回転させ、曲がった腕を伸ばします。
手首パーツを回転させたら、肩よりしたの腕も回転させ、鬣パーツが外側にくるようにします。
次に今度は肩ごと下にむけるように回転させて、後ろに移動します。
肩の基部カバーを写真のように後ろ側に折りたたみます。
カバーパーツを内側に持っていき、肩の基部カバーごとまた後ろ側に回転させます。
カバーを閉じ、ビーストモードの前足が下になるように回転させます。
ロボットモードの手の指を整えます。
次にビーストモードの頭部のアームのロックを外します。
アームごとロボットモードの右肩方向へ回転させ、頭部を下ろします。
次に収納されたロボットモードの頭部を起こし、基部部分もさらに起こします。
起こしたカバーごと回転させたら、先ほど起こした首の基部カバーを畳みます。
頭部を整えたらロボットモードの頭部に位置に動かし、さらに倒れた腰パーツを起こします。
腰をおこしたら、腹部の左右カバーを閉じます。
ロボットモードの胸部パーツを閉じます。
先ほど位置調整した鬣を内側に動かします。
次に尻尾が付いたカバーパーツをアームごと起こしたら、カバーをアームごと写真の位置に回転。
尻尾のカバーを横に倒し、さらにアームごと左肩に倒します。
尻尾カバーを写真の位置まで調整したら、次は腕の後ろにある前脚を調整します。
前脚を180度回転させます。
前脚の関節を写真のように曲げます。
最後に前脚の足部分を伸ばしたら、、、
マスターピース MP-48 ライオコンボイ ロボットモードの本体
といことで、マスターピース MP-48 ライオコンボイのロボットモードの完成です。ぐるっと見ていきましょう!
素晴らしい再現度!スタイルから細かい部分の再現度までアニメのイメージそのもの!非常に良くできています。カラーリングもアニメをイメージした青と赤が良い感じ。
バストアップ。非常にイケメン造形。こちらもアニメのイメージそのもの。黄色の目は別パーツによって色分けされている。
特徴的な胸には青いメカニカルな部分と、サイバトロンマークが造形されている。当時の玩具版ではサイバトロンマークがメッキ仕様でしたが、今回はノーマルなシルバーカラーとなっている。
腹筋はきゅっとしまった造形に。
胸部カバーは開くこともでき、内部のエネルゴンマトリクスも造形されています。若干赤の塗装の色と美が目立ちますね。
カバーの裏側には小さくなサイバトロンマークが造形されている。なかなかの芸コマっぷり。
特徴的なデザインの股関節パーツ。
背中はシンプル。ちなみに背中の中心にある穴は台座用のもの。
腕もマッシブで、鬣パーツのボリュームもアニメに近い印象。
腕の後ろにあるビーストモードの前脚に収納されたクローも展開可能。
このように前方向に持っていくこともできます。
左肩には尻尾。
右肩には大胆にデザインされたビーストモードの頭部。鬣がビーストモードから裏返ったことで、ロボットモード仕様の角ばったものになっています。これは素晴らしい再現度。
ライオンの頭部も角ばったメカライオン風のものになっています。
マッシブな脚の造形も素晴らしい。
膝は赤いパーツ。
外側ふくらはぎのメカの塗装もかっこいい。
足はそのままビーストモードの後ろ足です。接地性のために指部分が可動します。
かかとパーツもあることで本体をしっかりと立たせられます。
マスターピースのゴリラコンボイのビーストモード比較。スタイルはだいぶ異なりますね。頭の大きさも全然違います。こういった比較は面白い。
当時玩具のビッグコンボイのロボットモードとも比較してみる。『ビーストウォーズ ネオ』でも共演していたので並べられたのは嬉しい。ビッグコンボイもマスターピース化するのかな?
マスターピース MP-48 ライオコンボイ ロボットモードの可動範囲
次はロボットモードの可動範囲を見ていきましょう。両肩のアーマーが大きく形状が異なるため、干渉具合もだいぶ違いますが、肩可動自体は広く動きます。また肩アーマーにもアームが仕込まれているので、うまく逃がすことができればポージングに合わせて肩の可動を広げることもできる。
首の回転は広く動かすことが可能。
首の前後可動はノーマル状態だと上方向が広め。
変形に使用する下部のパーツを動かせば、下方向にも大きく動かせる。
腰回転は広く動く。写真は無いですが腰の前後可動に関してはのけぞり可動があります。
開脚は前後左右ともに広め。ただ接地性はあまり追いついていないですね。
ロボットモード時のライオン頭部の口の開閉が可能。
鬣の回転も出来、ライオタイフーンの回転も再現できます。
武器を持たせることによって手の指も可動します。
マスターピース MP-48 ライオコンボイの付属品一覧
こちらは劇中でサイバトロン戦士が使用していたサイバトロンバスター。
銃口には穴も開いています。
こちらはライオビームパーツ。
そしてミサイルパーツが塗装違いで1組ずつ付属。
ここからはミサイルやライオビームの取り付け方法を見ていきましょう。ビーストモードでもロボットモードでも基本的に行う手順は同じ。まずは鬣上部のカバーのヒンジを伸ばして、後ろに移動させます。
上部の鬣をあげて回転させます。
鬣パーツを下ろしたら、左右にあるカバーを開くと内部にライオビームが現れます。こちらを前方方向に立たせます。
左右の鬣パーツを展開して、各部にミサイルパーツを付ければ完成です。
こちらはミサイルとライオビームのホルダーパーツ。
このようにマウントすることが可能。
そしてぎっしりな情報量の取り扱い説明書。
最後はおなじみのキャラクターカードですね。
マスターピース MP-48 ライオコンボイのアクション!
ということで、マスターピース MP-43 ライオコンボイのアクションを見ていきましょう!まずはビーストモードのホワイトライオン形態で遊ぶ。
アニメ顔のライオンなのでどことなく可愛らしい雰囲気。
首が良く動くのは嬉しい誤算。
同じマスターピースのダイノボットに付属した台座を使えば、飛び掛かるポーズも楽しめる。
どことなく手塚治虫感ある。
ミサイルやビームの展開も。
一気に兵器感が増すライオン。
ゴリラコンボイと並べてみる。
乗せてみたけど、さすがにちょっとバランス悪すぎるw
バーニングコンボイはマスターピース化されますが、フラッシュライオコンボイは発売するのかな?
ビーストウォーズシリーズのコンボイたちのビーストモードで並べる。
ビッグコンボイのアニメカラー版は持っているのですが、未開封。
崖っぽいところに勇ましく立つイメージ強いですね。
謎の白いライオン・・・一体何者なんだ・・・。
ということで変形!
ライオコンボイ!変身!
めっちゃくちゃかっこいいです。
まずスタイルが最高。セクシー過ぎる。
顔も非常にイケメン。小顔ながらも造形もしっかりしています。
そしてしっかりポージングもできる!
ド直球世代なので、ライオコンボイのマスターピース化は最高過ぎます。
台座もしっかり仕様できる。
大胆な飛び蹴りポーズも。
当時版のライオコンボイも持っていたのですが、どこにったのか・・・。
ライオタイフーンが再現できるとは思ってなかった。
ミサイルも展開。
ライオビーム。武器類もたくさん再現できるのはスゴイ。
腕に仕込まれたミサイルも展開。
意外と火器が豊富なライオコンボイ。
そしてライオクロー。
クローの先端は結構とがっていますので、扱いには注意。
足が長いのでケレン味が効いてる。
サイバトロンバスターを装備。
やろうと思えば両手で構えるポーズも。
S字立ちっぽいスタイルもできる。
ホルダーパーツも使用すれば二丁拳銃スタイルもできる。
ハチャメチャにかっこいいよこのライオコンボイ。
『宇宙の果てまで!!』
といことでビーストコンボイたちのロボットモードを並べる。ライオコンボイが小顔なこともあって、異次元なスタイルしていますね。
ということで、長くなりましたが以上でマスターピース MP-48 ライオコンボイのレビューでした。
マスターピースという高額アイテムのため、当時のおもちゃからは比べ物にならないレベルの再現度は圧巻。その分変形難易度も格段に上がっていますので、何回かやらないと全く覚えることができません笑
ビーストモードの方ですが、やはりつぎはぎが多めのボディやロボットモード時の赤いアーマーや青い部分が思いっきり見えてしまっているのは残念でしたね。またスタイルもちょっとおかしいところがあり、手放しに再現度が高いとは言い難いのが残念。ただそれでも鬣の表現だったり、頭部の再現度、ホワイトカラーの綺麗さなどの良いところもありました。またライオン状態でもしっかり可動させて遊べる点は評価高いと思います。
変形に関してですが、一部タイトな部分がありどうしてもパーツ同士が擦れる部分があります。おそらく苦慮したんだろうと思われますが、もうすこしゆとりのある設計にしてもらえたら安心して遊べた気がします。
またビーストモードとロボットモードの鬣の造形をリバーシブルによって分けているのはスゴイ。ここが一番感心しましたね。
ロボットモードはビーストモードのスタイルを犠牲にしてなのか、非常に素晴らしい。すらっとマッシブなスタイルでアニメのイメージそのままどころか、それ以上のカッコよさです。まさに理想のライオコンボイといった感じでしょう。顔もイケメンで、OPのような角度で見ると再現度もバッチシです。
付属品は意外と控えめな印象ではありましたが、ライオコンボイの劇中活躍を再現するには十分な内容だったと思います。
当時『ビーストウォーズⅡ』を見ていた世代なら確実に欲しくなる商品であることは間違いありませんね。
ゆとぴ
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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