エヴァン・ピーターズ、クイックシルバー役復帰に「もっと掘り下げたい」 ー マグニートーとの関係にも

『X-MEN』シリーズでクイックシルバーを演じてきたエヴァン・ピーターズが、将来的な新作出演の可能性について前向きな姿勢を見せた。

インタビューでピーターズは、キャラクターの再登場に意欲を示しつつ、物語面ではマグニートーとの関係性を深めたいと語っている。

ピーターズ版クイックシルバーは『X-MEN：フューチャー&パスト』『X-MEN：アポカリプス』などで鮮烈な“スローモーション救出”シーンを残し、シリーズの人気者となった。その後『X-MEN：ダーク・フェニックス』にも再登場したが、序盤での負傷でほぼ活躍することはなかった。

そのため『アポカリプス』で明らかになったマグニートーとの親子関係についても、深く掘り下げられるには至っていない。

またマーベル・スタジオのMCUシリーズではドラマ『ワンダヴィジョン』で一見クイックシルバーと思しき姿で登場するも、実はアガサ・ハークネスの魔術によって変えられたラルフ・ボーナーという別人であり、良くも悪くもファンの期待を巧みに裏切る形で話題を呼んだ。その後ドラマ『アガサ・オール・アロング』にもラルフ・ボーナー役で再登場している。

MCUシリーズでは『アベンジャーズ／ドゥームズデイ』で、旧20世紀FOX時代の『X-MEN』のキャラクターが参戦することがわかっており、マグニートーも登場予定だ。一方でこのマグニートーはイアン・マッケランが演じており、エヴァン・ピーターズが共演したマイケル・ファスベンダーではない。

設定面では厳密には時系列の異なる同一人物とされるものの、『ドゥームズデイ』でのX-MEN世界観の扱いは現時点で不明であり、エヴァンのクイックシルバーが存在できる余地があるかも定かではない。

いずれにしても今なおファンに支持されるエヴァン・ピーターズのクイックシルバーの復活を、マーベル・スタジオ側も無視はできないはずだ。果たしてファンやエヴァンが望む形でクイックシルバーは戻ってくるのだろうか。今後の情報に注目しておきたい。

高速で戻ってきてほしい

ゆとぴ

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