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※この記事には『サンダーボルツ*』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
近年のMCUシリーズの中でも、映画批評家やファンから支持を集めた映画『サンダーボルツ*』には、唯一と言ってよいほど物議を醸したシーンが存在する。
それが、映画冒頭でタスクマスターがゴーストによってあっさりと死亡してしまうシーンだ。
プロモーションでも彼女はサンダーボルツの一員としてメインで活躍することが期待されていたため、思いがけない展開に賛否両論の声が巻き起こった。
最近Variety誌のインタビューに応じたジェイク・シュライアー監督は、このタスクマスターのシーンについて振り返り、殺し屋である彼らの行動に説得力を持たせることが意図だったと明かしている。
ハリウッドでの脚本家組合および俳優組合によるストライキの期間中に脚本が書き直されていたことは以前にも明かされており、タスクマスターを演じたオルガ・キュリレンコも、ストライキ前後では内容がまったくの別物になっていたと述べている。
殺し屋であるサンダーボルツのメンバーたちの行動に説得力を持たせるために、こういった命の奪い合いのシーンは必要だったのかもしれないが、であればプロモーション段階でタスクマスターを強調すべきではなかったかもしれない。あるいは、犠牲となるのがタスクマスター以外のキャラクターでもよかったはずだ。
いずれにしてもこの判断が覆ることはないため、タスクマスターファンにとっては残念な結果になったと言える。
ちなみにシュライアー監督は、オルガ・キュリレンコについて「素晴らしい女優だと心から思っている」とも語っている。
ジェイク・シュライアー監督は今後、MCU版『X-MEN』でも監督を務める予定であり、『サンダーボルツ*』での手腕を活かしてどのようなミュータントの物語を描くのかにも注目が集まる。

やはりこのシーンだけは腑に落ちない・・・

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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