『アイアンハート』当初の黒幕は違っていた ー 後にミスリードの扱いに

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

※この記事にはドラマ『アイアンハート』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズのドラマ作品『アイアンハート』では、天才科学者リリ・ウィリアムズが自作したスーツを使い、黒魔術に手を染めたヴィラン・フッドと対峙する物語が描かれていた。

劇中でフッドに黒魔術のマントを与えた黒幕が誰なのかは物語の最大の謎のひとつであり、最終的にその正体がメフィストであることが明かされた。マーベル最大級のヴィランがついにMCUに登場した瞬間である。

一方で、当初は別のキャラクターが黒幕として想定されていたことが、Variety誌のインタビューでエグゼクティブ・プロデューサーのゾイ・ナゲルハウト氏によって明かされている。

”コミックの観点から見ると、パーカーの力はドルマムゥに由来しています。ドルマムゥもMCUでは非常に重要なキャラクターであり、登場していたらとてもエキサイティングだったでしょう。しかし、展開していくうちに、メフィストの方がこの番組のテーマに合致することに気づきました。野心や代償、そして欲しいもののために何を犠牲にするかといった場面に深く入り込むことで、彼は登場人物たちの、特にリリの旅を結びつける興味深く高められた方法を提示してくれたので、彼を登場させることはほとんど考えるまでもなかった”

劇中では、フッドの背後にドルマムゥがいるように見せかけていたが、それはミスリードであり、本当の黒幕がメフィストであることが最終話で明かされた。

ドルマムゥは『ドクター・ストレンジ』で登場し、タイムストーンによってタイムループの檻に封じ込められ、ストレンジと取引を交わした存在である。以降の動向は不明だが、再登場にも期待がかかる。

『アイアンハート』の物語では「何かを得るには何かを失う」というテーマが色濃く描かれており、フッドことパーカー・ロビンスも大金や名声を求めるあまり、身体が蝕まれ、仲間からも敬遠されるようになるなど、欲望に飲まれ孤独へと堕ちていった。

また、リリもメフィストに魅せられ、亡き友人ナタリーを蘇らせる契約を交わしており、ラストでは彼女の腕にパーカーと同様の血管模様が浮かび上がるというクリフハンガーで物語は終わった。

今後、メフィストが再登場する可能性は高く、リリ・ウィリアムズをはじめとするスーパーナチュラル系ヒーローとのクロスオーバー展開にも期待が高まる。

待望のメフィストが登場する『アイアンハート』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中だ。

ドルマムゥもだいぶヤバイ奴だけどね

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero