ジェームズ・ガン、『ガーディアンズ』以外でのロケット登場にシビアだった ー 「あれは私の魂」

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現在DCスタジオの共同代表を務めるジェームズ・ガン監督は、マーベル・スタジオ作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でその手腕を発揮し、アメコミ映画界では知らぬ者のいない映画製作者として確固たる地位を築いている。

そんなガン監督は、DCスタジオの公式ポッドキャストにて『ガーディアンズ』で特に愛着のあるキャラクターとしてロケット・ラクーンを挙げ、ロケットが『ガーディアンズ』以外のMCU作品に登場する際には、脚本内容を厳しくチェックしていたことを明かした。

”ロケットが登場する脚本を受け取った時、私の中のヒーロー像と合わないことがよくありました。あのキャラクターは私の魂です。だから彼の台詞には常に意味があり、彼の行動が理にかなっていることを常に確認していたんだ。”

ガン監督は以前から、ロケットは自分自身を反映したキャラクターであると語っており、強いこだわりを持っていた。そのため他作品でロケットが登場する際も、自身が描くロケット像とズレが生じることは、自分の描く世界からの乖離と感じていたのだ。

実際に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、ガーディアンズの仲間を失った後のロケットがアベンジャーズと共闘する姿が描かれた。また『ソー:ラブ&サンダー』にも短いながら登場している。

現在ロケットは新たなチームを率いるリーダーとして活躍しているが、次にどの作品に登場するのかは明らかになっていない。クロスオーバー映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』や『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』への登場も期待されているが、その際にマーベルの競合であるDCスタジオの代表を務めるガン監督が脚本に関与するかどうかは不明だ。

なおガン監督は、DCUにおいても自身が創出したキャラクターが他作品に登場する場合は、ロケットと同様に細心の注意を払っていると語っている。

キャラクターの一貫性を守る姿勢こそが、ガン監督が生み出すキャラクターに深みと魅力を与えているのかもしれない。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズはDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

ロケット=ジェームズ・ガンはテストに出ます

ゆとぴ

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