『サンダーボルツ*』監督、アスタリスクの意味を明かす ー 「本当に使ってるの?って思った」

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

※この記事には『サンダーボルツ*』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズの最新作『サンダーボルツ*』のタイトルには、*(アスタリスク)が付けられており、その意味について多くのファンが推測を重ねてきた。

「仮題」のような意味合いを持つアスタリスクだが、海外メディアのインタビューに応じたジャック・シュライアー監督によれば、実際に仮題としてアスタリスクをつけ、後にもっと良いタイトルが思いついたら変更するつもりだったという。

”確か最後のプレゼン会議だったと思うんだけど、「タイトルにアスタリスクを付けておいて、もっと良いタイトルが思いつくまでそのままにしておく」という面白い広告をどこかで一つ作ってみたら良いんじゃないかって提案したんだ。するとケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ代表)とルイス・デスポジート(プロデューサー)が気に入って、それが採用され、マーケティングチームも歓迎してくれたんだ。(中略)プロモで使う写真撮影の日に現場に赴いたときのことを覚えています。私はそこに行って「え、本当にアスタリスクを使っているの?うまくいくといいなぁ」と思ったんだよ”

どこまで本気で『サンダーボルツ』というタイトルを変えるつもりだったのかは不明だが、いずれにしてもアスタリスクは「仮題」の意味として加えられていたことがわかる。

ちなみに、本作のラストでは事態が収束したあと、サンダーボルツのメンバーが「ニュー・アベンジャーズ」としてヴァルに紹介されるシーンがある。この展開については最初から決まっていたことを、シュライアー監督は明らかにしている。

おそらく、このラストを匂わせる意図もあり、アスタリスクをそのまま残していたのだろう。実際に、公開前から多くのファンがこの展開を予想しており、結果としてはその通りになった。

今後「サンダーボルツ」という名称が再び使われるのかは不明だが、コミックでは様々な形のサンダーボルツが登場しているため、今後はヒーローに偽装したヴィランたちによるチームが描かれる可能性もある。

新たなアベンジャーズとなった『サンダーボルツ*』は、2025年5月2日より劇場公開中だ。

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero