『サンダーボルツ*』コミックと異なるメンバー批判に監督が回答 ー 「別の角度からアプローチ」

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マーベル・スタジオのMCUシリーズ最新作『サンダーボルツ*』は、原作コミックにも登場する同名チームをモチーフにしているが、ヴィランのチームや、DCコミックスのスーサイド・スクワッドのような描かれ方とは少し異なる方向性を取っている。

メンバー構成に関しても、原作と共通するのはウィンター・ソルジャーのみであり、とりわけ原作で主要メンバーだったバロン・ジモが含まれていない点については、ファンの間でも賛否が分かれている。

このことについて、Dexertoのインタビューに応じたジェイク・シュライアー監督が意図を語っている。

“最初の脚本から登場人物に多少の変化はありましたが、それほど大きな変化ではありません。バロン・ジモも登場していません。インターネットの一部では、このことにあまり満足していない人がいることは承知しています。(中略)ネットでは悪役がヒーローのフリをする初期のサンダーボルツのような展開を望む声もありますね。私たちはその考えも尊重しつつ、別の角度からアプローチすることを意図しています。”

バロン・ジモは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でMCUに初登場し、後にドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』にも登場。コミックでおなじみのマスク姿も披露していた。

当時から、ジモが『サンダーボルツ*』に再登場するのではないかと予想されていたが、今回の監督のコメントにより、少なくとも本作には登場しないことが明言された形だ。

MCU版のサンダーボルツは、元ヴィランやアンチヒーローたちで構成され、アベンジャーズが不在の世界で、暴走したセントリー(ヴォイド)と対峙する姿を描く内容になっている。

一部の情報では、サンダーボルツが次のアベンジャーズチームの母体になるとも報じられており、原作コミックとは大きく意味合いが異なるチームになることがうかがえる。

もしアベンジャーズへの昇格が描かれた場合、今後「サンダーボルツ」として独自に活動する作品が制作されるかどうかも注目だろう。

MCUシリーズ注目の映画『サンダーボルツ*』は、2025年5月2日に日米同時公開予定だ。

ゆとぴ

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