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20世紀FOXが製作し、2015年に公開された映画『ファンタスティック・フォー』は、アメコミ映画史上でも特に酷評された作品のひとつとして知られている。
予告編と大きく異なるストーリー展開やアクションシーンの少なさが批判を集め、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では支持率9%という低評価を叩き出した。また、ゴールデンラズベリー賞では最低作品賞、最低リメイク・パクリ・続編映画賞を獲得し、不名誉な歴史を刻むこととなった。
そんな2015年版『ファンタスティック・フォー』でインビジブル・ウーマンを演じたケイト・マーラは、最近の海外メディアのインタビューで、将来的に役を再演する可能性について言及した。
このコメントから、彼女にはマーベル・スタジオからの出演オファーは届いていないことがうかがえるが、新たに公開されるMCU版『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』については「期待しています。素晴らしいキャストですから」と前向きなコメントを寄せた。
ケイト・マーラは、本作でザ・シングを演じたジェイミー・ベルと結婚しており、現在は子どもたちと一緒に夫婦共演作を鑑賞する日を楽しみにしているとも語っている。
MCUは現在、マルチバース・サーガを展開しており、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』もメインのアースとは異なる世界を舞台にしているとされる。この映画で新たにインビジブル・ウーマンを演じるのはヴァネッサ・カービーであり、その活躍にも注目が集まっている。
また、MCUでは過去にヒューマン・トーチを演じたクリス・エヴァンスが、『デッドプール&ウルヴァリン』でまさかの復帰を果たしている。この映画のエンディングでは2015年版の映像も使用されていることから、スタジオ側は完全な黒歴史として封印するつもりはないのかもしれない。そのため、マルチバースの設定を活用すれば、ケイト・マーラをはじめとした2015年版のキャストが将来的にMCUへ再登場する可能性もゼロではないだろう。
新たにマーベル・スタジオの元で生まれ変わる『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、2025年夏に日本公開予定だ。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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