ルーカス・フィルム代表「私は引退しません」 ー 一方で後任探しは認める

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ルーカスフィルムの代表であるキャスリーン・ケネディ氏は、2025年内に退任する予定であると海外メディアが報じたことで、映画ファンや業界関係者の間で大きな話題となった。

彼女の体制に反発的な意見を持つ一部のファンの間でも注目されていたが、最近のインタビューでケネディ氏は沈黙を破り、現時点で退任の予定はないものの、後任探しの初期段階にあることを認めた。

”本当のところ、はっきり言っておきたいのですが、私は引退しません。映画界から引退することはありません。映画を作りながら死んでいくつもりです。これがまず最初に言うべき重要なことです。私は引退しません。ルーカスフィルムで何が起こっているかというと、私はボブ・アイガー(ウォルト・ディズニー社代表)とアラン・ファイン(プロデューサー)の両者と、最終的な後継者がどのようなものになるかについてかなり長い間話し合ってきました。ここには素晴らしい人材が揃っていますし、数か月後か1年後には発表するつもりです。それがどうなるかについては足並みを揃えており、私はその仕事を続けます”

また、現在は『マンダロリアン&グローグー』やショーン・レヴィ監督による無題の『スター・ウォーズ』映画のプロデュースに携わっていることを明らかにし、今後何らかの後任の動きがある場合は、自らのタイミングで発表すると述べている。

ここで注目したいのは、ケネディ氏が話している「引退」というのは「ルーカスフィルムの代表を退任するかどうか」ではなく、「映画界からの引退」についてだ。彼女は映画人として今後も映画製作を続けるとしながらも、ルーカスフィルムのトップとしての役割については、すでに後任を探していることを明言している。

また、後任の発表は「数ヶ月から1年後になる」としており、やはり何らかの人事の動きが進んでいることがうかがえる。2025年内の退任についての質問には、「現段階では分からない」と述べるにとどまった。

後任候補については明らかになっていないが、一部ではマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏の名前が挙がるなど、突飛な噂も飛び交っている。しかし、ディズニーにとってルーカスフィルムのトップ交代は非常に重要な決断となるため、慎重に進められるだろう。

今後のルーカスフィルムの動きに注目しておきたい。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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