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MCUシリーズとして改めて公開日も解禁された映画『ファンタスティック・フォー』。
今作はまだどのようなストーリーになり、キャスティングについてもまだ明らかにはされていない。
そんなMCUシリーズでリブートされる『ファンタスティック・フォー』だが、マーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギ氏の海外メディアのインタビューよると、どうやら今作は4人のヒーローの誕生を描くことはないようだ。
ファンタスティック・フォーのメンバーは宇宙での実験中の事故によって宇宙線を体に浴びたことで、超人的な力を得たというオリジンストーリーがある。
ミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズは体を自由自在に伸ばすことができ、インビジブル・ウーマンことスーザン・ストームは透明化能力、ジョニー・ストームことヒューマントーチは発火と飛行能力、そしてザ・シングことベン・グリムは岩石の体とハルクに匹敵するほどの怪力を持っている。
いままで2度の実写映画でも同じようにオリジンストーリーが描かれていたため、3度目となるMCU版では改めてチームのオリジンを描かないというのだ。
MCUシリーズでは過去に似たような前例があり、それがトム・ホランド演じるスパイダーマンだ。
スパイダーマンも『ファンタスティック・フォー』同様に3度目の実写映画であったため、あえてオリジンについては描かず、いきなり『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に参戦するという参戦方法を見せてくれた。その後の『スパイダーマン:ホームカミング』でもほんのりと能力を持ったきっかけに触れてはいたが、深くは掘り下げることはなく、過去にトビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドで描かれたオリジンストーリーは語られなかった。
理由についても今回ファイギ氏がコメントしているもの同様に「もうみんな知っているから」というものとなっていた。
スパイダーマンの前例を考えるとファンタスティック・フォーも実は以前からMCU世界に存在していたことになるが、いままでなぜ姿を現さなかったのかというエターナルズのような疑問も湧いてくる。そのあたりの辻褄もどのように合わせていくのかは注目だろう。
ちなみに『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』にはアース838の別世界の存在としてミスター・ファンタスティックが登場しており、MCUシリーズへのデビュー自体はすでに果たされている。
MCU版『ファンタスティック・フォー』は2024年11月8日に全米公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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