05年版『ファンタスティック・フォー』シング役、映画への批判に反論 ー 「間違った解釈をが多かった」

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2005年に公開された映画『ファンタスティック・フォー』が、近ごろ再び話題に上ることが多くなっている。

マーベル・スタジオによるリブート版『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』の公開もあって、当時の評価をめぐる見直しの流れがあるなか、当時ベン・グリム/ザ・シングを演じた俳優のマイケル・チクリスが「批評は誤解が多かった」と反論した。

チクリスはColliderとの、映画自体は観客には愛されていたしつつ、批評側の受け止め方に異議を唱えた。

多くの批評家が間違っていたと思う。作品は過小評価されていたが、観客にはとても愛されていた。批評はよくなかったが、観客は支持していた。それは今も変わらない”

さらに「家族向けで楽しい映画として多くの点で正しく作られていた」と語っている。

映画批評サイトの「ロッテントマト」における『ファンタスティック・フォー』の映画批評家スコアはロッテントマトで28%と大きく低迷しているが、肝心のオーディエンス評価は60%を記録している。また報道によると制作費1億ドルに対して約3億3354万ドルの世界興行収入を記録していることも特筆すべき情報だろう。

2007年の続編『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』については批評家スコアが37%にわずかに上昇したが、観客の評価は51%と低迷している興行収入も約3億191万ドルにとどまっている。

ただチクリス自身も2本合わせた興行収入には胸を張っており、実際の合計も約6億3545万ドルで、興行収入的には一定の成果を残したと言える。

また、近年のアメコミ映画の公開により旧作への視線が柔らいだことも、チクリスの主張を後押ししているといえるだろう。

高い興行収入と高い支持率を得ることが名作の条件なのか、それとも当時は評価されずとも後年になって語られるような映画が名作なのか、基準はなかなかはっきりとはしないが、少なくともファンタスティック・フォーについては何度も映画化されることで多くのファンから愛されるヒーローであることは間違いないだろう。

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