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価格 | 9,900円(税込) |
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発売月 | 2024年8月10日 |
メーカー | バンダイ・スピリッツ |
販売方法 | 一般販売 |
作品 | 『仮面ライダー鎧武』 |
S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズのパッケージ

まずはパッケージから。このへんはいつもの真骨彫のフォーマットですね。

背面はバロンとの共闘シーンですね。

ブリスターはいつもどおりに二段となっています。
S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズの本体

早速取り出して、S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズのレビューです。まずは全身から。


ぐるっと一周。完全新規造形で仮面ライダー鎧武が真骨彫化ですね。まさかのラインナップでしたが、かなりボリューミーで、ちょっと重さもある本体となっています。アンダースーツの紺色のスーツの光沢感も良さげで、その上からオレンジアームズの甲冑を着ているので、そのおかげで体の厚みもあります。2014年版もなかなかのクオリティでしたが、しっかりその上を行くものとなっています。



バストアップ。マスクは劇中準拠でこちらも再現度は高め。バイザーはクリアパーツで内部のオレンジの輪切りの複眼も別パーツで再現。後頭部のオレンジアームズのメットもクリアオレンジのカラーが綺麗です。ちなみにアームズチェンジギミックで分割も可能。こちらは後ほど解説。

ボディは別パーツでオレンジアームズのアーマーを再現しています。こちらも造形や塗装は良好。アームズチェンジで外すことも可能です。

背中の部分も再現されていますね。


腕についても特に問題ない造形。

特徴的なゴールドの意匠のラインも塗装されています。

肩アーマーもオレンジ。メタリックオレンジが本当に綺麗。


足も太くて自然な造形となっています。

足のゴールドのラインも問題なし。

塗り分けは全体的によく出来ていますね。

戦極ドライバーも小さいながら再現度は高め。2014年版も絵柄再現していますが、こちらのほうがより精度は高いです。鎧武のマスクも描かれていますね。

刀は動かすことも可能。

そしてオレンジロックシードは外すことも出来ます。ただ結構ポロリします。

右腰にはロックシードのホルダーがあり、パインとイチゴロックシードがマウントされています。それぞれ外すことも出来ますので、プレバンで予約受け付けしているパイン&イチゴアームズが来た際に都合をあわせて差し替えできます。
S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズの可動範囲

次は真骨彫の鎧武の可動範囲。首の回転や肩の可動域は広くなっていました。
首の前後は上方向がメットの干渉で厳しめ。顎は引くことが出来ました。
腰前後はだいぶ広く動きますが、鏡の際はオレンジアームズのアーマーがロックシードの部分干渉して、ロックシードが落ちるのでここは注意。

腰回転も広く回りました。


前後左右の開脚も大きく開き、接地性も良好。左腰には無双セイバーのホルダーと、右にはロックシードのホルダーがあるため、この辺を逃がしながらじゃないと開くのは厳しいです。無視すると吹っ飛びます。
S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズの付属品一覧

次は付属品。手首には握り手首と開き手が1種類ずつ、武器の持ち手が3種類でそれぞれ左右一組付属しています。

こちちらは右手のみ付属する手首パーツ。おそらく戦極ドライバーの刀操作のためのものだと思います。

こちらは無双セイバーです。造形や塗り分けなども良好。

反対側も問題なし。

鎧武のエンブレムも再現されていますね。

ちなみにオレンジロックシードをつけることも可能。

こちらは大橙丸です。オレンジの輪切りの剣ですが、こちらもイメージどおりに再現しています。

メタリックオレンジ塗装も綺麗。またクリアパーツはオレンジになっているので、本物果実のような表現も見事。

無双セイバーと大橙丸は合体させることで、無双セイバー ナギナタモードの再現が可能。

こちらは閉じた状態のオレンジロックシードです。こちらも造形やナンバリングのプリントもされています。

こちらは別売りのS.H.フィギュアーツ 真骨彫製法の仮面ライダーバロンにオレンジアームズを使う際の複眼パーツです。微妙に形状が異なるんですね。
S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズのアームズチェンジギミック

次はアームズチェンジギミックを見ていきましょう。といってもオレンジアームズしかないので、一旦は分解方法を見ていきます。
まずマスクは5パーツ構成となっています。外す順番もあり、1番は前面のマスク、2番は後頭部のオレンジのアーマー、3番が後頭部の紺色のパーツ、4番が複眼パーツとなっています。

オレンジアームズのボディについては肩部分で軸接続されているだけなので、頭部を外して、上に引っ張れば簡単に外れました。

ということでこれがオレンジアームズのアーマー一覧です。さすがにオレンジの形にはできませんが、ここまで分割できるのはスゴイ。

ちなみに余った鎧武本体は、フォームチェンジ時のブランク体のような姿も再現することができます。

これは意外ですね。結構嬉しい。

胸と背中のアーマーもしっかりありますので、見た目も違和感ないです。フォームチェンジするたびにこの姿がでてくるので、再現できるのは嬉しい。
S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズと旧アーツの比較

次は2014年に発売した、S.H.フィギュアーツの仮面ライダー鎧武 オレンジアームズと比較です。10年の期間が空いていますが、改めて比べるとかなり違っています。正直サンプルの時点では違いがわからなかったところではありますが、これは比べと全くの別物です。
身長はほぼ同じですが、体のボリュームがだいぶ異なり、今回の真骨彫版の方が人が入っているような、がっしりとした重みのあるスタイルを再現しています。

マスクも丸顔で大きくなり、人が被っているような自然な造形に。オレンジアームズのメタリックオレンジの色味も今回の方がはっきりとしていますね。

左が2014年版ですが、背中は意外と良い勝負してる。やっぱり10年前は異常ですね。

胸の厚みを比較。右が2014年版ですが、やはり真骨彫版の方が厚みがあります。しっかりとボディの上から甲冑を着るような形でオレンジアームズが付いているのもありますし、オレンジアームズ自体も厚みがあるので、このあたりの重厚感が大きく差をつけています。

足の太さや一目瞭然ですね。今回の方が自然なものとなっています。またアンダースーツの紺色は今回のほうがはっきりめで、ゴールドも今回の方がきれいな色です。

戦極ドライバーも全く異なります。特にオレンジロックシードの断面のシールは今回の精度が高いのがよくわかります。

武器も比較しましょう。上が2014年版で、下が真骨彫版。前のはちょっと汚れていますが、クリアパーツ部分は普通の透明なパーツで、オレンジメタリックの刀身にかぶせているだけですが、今回のはオレンジのクリアパーツなので、やはり発色が良い。

無双セイバーも比較。上が2014年版で、下が真骨彫版。刀身が今回の方が太くなっていますね。

エンブレムも右の真骨彫版のほうがはっきりとしています。今後斬月の真骨彫がでたら、ここのエンブレムも変わりそうですね。
S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズのアクション!

オレンジアームズ!花道オンステージ!

ということで、S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズのアクションです。

2014年版の出来があまりに良かったので、真骨彫発表時は戸惑いの声もありましたが、これは全くの別物。この重厚感と武将な雰囲気が良く表現できていて最高です。

二刀流アクションも問題なく可能。

もう放送から10年という驚き。

大きく足を開いた力強いポーズも出来ます。

平成2期真骨彫としては、W、オーズ、ウィザード、鎧武と4体目。飛ばされているフォーザはいつになるのかな?

可動は優秀ですが、腰回りがかなりごちゃごちゃしているので、ポロリは激しいです。

やはりこの体の厚みが最高よ。

あまり使ってないですが、無双セイバーのガンモードみたいなやつも。

1話での使用はイメージにあります。

大橙丸を両手で構えるポーズも。

大胆なアクションもしっかり決まります。ちなみに無双セイバーは腰にホールドさせることも可能。しっかりと付いていますので、逆に外すのが大変。

戦極ドライバーの刀を操作するポーズも。

ライダーキックももちろん決めることが可能。

序盤での変身したままでベッドに横たわるシーンとかも。そういえばサクラハリケーンに乗せてみたかった。

ちななみに10年前に配られた金屏風は当たり前ですが、問題なく使用可能です。

無双セイバーのナギナタモードを装備。

これも長くて迫力あり。

ロックシードを取り付けて、

必殺技でフィニッシュ。
以上、S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズのレビューでした。
造形についてはかなりアップデートされており、さすが真骨彫と言わんばかりのクオリティで素晴らしいですね。体の太さが増しているので、重厚感もあり、戦国武将な雰囲気をよく表現しています。ほんとにすこし重さがあるぐらいボリュームがあります。良い意味での着ぶくれ感もあるので、オレンジアームズの厚みも良さげです。本当に上からかぶせて装着しているので、リアルな姿を楽しめます。塗装も綺麗で、アクションもよく決まります。ただ腰回りのロックシードなどがかなりポロリするので、そこは注意。小さいものなので、紛失は注意です。接着するとせっかくのアームズチェンジが楽しめなくなるので、補強するなりするのが良いかもですね。その点を除けば、非常にクオリティの高い鎧武の真骨彫となっていました。今後のバロンや他のアーマードライダーたちの展開にも期待ですね。
ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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