大阪コミコン2025、ニコラス・ケイジが参戦!大塚明夫との夢の共演も

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2025年5月2日(金)~5月4日(日・祝)の 3 日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)にて「大阪コミックコンベンション 2025」(以下、「大阪コミコン 2025」)が開幕し、本日2日目を迎えた!

10:30~セレブ・ステージ:ニコラス・ケイジ

2日目の最初のステージは、『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞®主演男優賞を受賞し、『フェイス/オフ』、『ナショナル・トレジャー』シリーズ、そしてマーベルの『ゴーストライダー』シリーズやDCの『ザ・フラッシュ』など数々の作品で知られるレジェンド俳優ニコラス・ケイジ氏を招いてのプレミアム・トークステージ!

このステージのMCはなんと、ニコラス氏の出演作品の大半で吹替を務めてきた大塚明夫氏が担当!大塚氏が登場するや会場には大きな歓声が響き渡った。

その後ステージに迎えられたニコラス氏は上機嫌で自作の「うどんの歌」を披露。観客を沸かせました。日本のコミコンへの初参加について問われたニコラス氏は、「みなさんご存知のように、私は日本が大好きです。妻も日本人ですしね」と個人的な繋がりに言及。

さらに「三池崇史監督や是枝裕和監督、坂元(裕二)、俳優でも役所(広司)のようなすばらしい映画人がいますね。日本を愛する立場として、今回は来日を果たせてとても嬉しいです」と日本の映画人への敬意と、来日の喜びを語ってくれた。

また、これまでに出演した人気作品の続編の可能性に尋ねられると、「実は『フェイス/オフ』の続編については色々な話が飛び交っています」「『ナショナル・トレジャー』についても、実現は確実ではありませんが3作目の話があり、もしかしたらそろそろ脚本が手元に届くかもしれませんね」と語り、将来的な展開への期待をにじませた。

さらに最新作『スパイダーマン・ノワール』についても、スタジオから口止めされていると明かしつつ、 「『良い作品になります』ということは言えます。撮影現場では本当に楽しい時間を過ごせました」と述べ、観客の興味をかき立てました。

14:45~セレブ・ステージ:ビル・スカルスガルド

午後一番のセレブ・ステージは、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』にて、ピエロの魔人ペニーワイズ役を怪演・熱演したビル・スカルスガルド氏をお迎えしてのスペシャル・ステージ!

開口一番「美しい日本という国にぜひ来たいと思っていましたので、東京、沖縄、京都も回ってから大阪に来ました」「もっと見たいです」と話し、初めての日本を大いに満喫していることを明かしたビル氏。
「東京には5日間しかいられず、大都市なのですべてを見て回ることはできませんでした。大阪はユニークな街ですね。京都も美しかったし、沖縄もとても楽しかったです」と日本での滞在を笑顔で語ってくれた。

MCからの「では東京コミコンでまた来日してください」との呼びかけには、「ええ、もちろん!」と即答し、会場を大いに沸かせた。

続いて、ペニーワイズのコスプレ経験もあるIMALU氏からキャラクターづくりについて質問をされると、「役作りは、スティーヴン・キングの原作を聖書のように読み込みました。(1990年版映画の)ティム・カリーの演技や、アンディ・ムスキエティ監督のアドバイスも助けになリました」と自身の役作りを明かしつつ、「今日もたくさんのペニーワイズのコスプレイヤーさんを見かけました。俳優の私が衣装やメイクをすべて各部門に任せっきりのところ、コスプレする人はメイクも衣装も自分でやっていますよね。私より上手くできていると思うので、教えることはありません。皆さん自分らしさが出ていて良いと思います」とコスプレイヤーを絶賛。

さらに『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でグラモン公爵を演じた経験について話が及ぶと、「キアヌ・リーヴスとの共演は、小さい頃から『マトリックス』を夢中で観ていた自分には現実と思えない体験でした」と喜びを振り返った。

ステージ終盤では会場に来ていた大量のペニーワイズやホラーキャラクターの格好をしたコスプレイヤーたちに囲まれたビル氏は、普段の穏やかな笑顔とは一転、『IT』で見せたペニーワイズの狂気的な笑顔を披露し、会場を大いに沸かせた。

16:20~大阪コミコンにアッセンブル!マーベル・ギャザリング・ステージ presented by OSAKA COMIC CON

コミコンお馴染みのステージの一つであるマーベル・ギャザリング・ステージが今年も開催!マーベル好きで知られる元NMB48の山本彩氏とお笑いタレントの水田信二氏、最新作『サンダーボルツ*』で日本語吹替も担当した声優の大塚明夫氏、そしてもちろんマーベル・コミックス編集長C.B.セブルスキー氏も一緒に熱く語り尽くした!

さらにステージには大量のマーベルコスプレイヤーが登場し、ファルコン版キャプテン・アメリカに扮したキッズコスプレイヤーがレッドハルクのコスプレイヤーに翼を広げてもらうという微笑ましい一幕も。スター・ウォーズを生んだ名匠ジョージ・ルーカス氏と、多くのマーベルキャラクターを生んだスタン・リー氏に憧れてマーベル・コミックスを目指したというC.B.氏は、マーベルで働くことを夢見るファンに「日本人アーティストも多く活躍しています。努力し続ければ叶いますよ!」とエールを贈った。

17:00~セレブ・ステージ:クリスティーナ・リッチ

2日目最後のセレブ・ステージは、『アダムス・ファミリー』シリーズ、『バッファロー’66』、『スリーピー・ホロウ』等で日本でも大人気の女優クリスティーナ・リッチ氏をお招きしてのプレミアム・トークステージ!

今年の3月6日に、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」(名声の歩道)に名前が刻まれたことでも話題となったクリスティーナ氏は、「ウォーク・オブ・フェイム」の候補の報せを受けた当時の心境を尋ねられると「とても感動しました」としみじみ。

子役時代に演じたウェンズデー(『アダムス・ファミリー』の長女)について「本当にすばらしい経験でした」「撮影には長時間かかるため、みんなと長い間一緒に過ごせました」と語ったクリスティーナ氏は、ロサンゼルスで行われた撮影について「小さい町出身の私にとってはハリウッドでの映画撮影は夢のようでした」と述べると、続けて「(弟役の)ジミー・ワークマンと一緒にゴルフカートを盗んで私だけ逃げて…ジミーはパニックになっていました(笑)」とまさにウェンズデーとパグズリーの関係そのものといえる、いたずらエピソードも披露し、会場は笑いに包まれた。

本ステージではウェンズデーやアダムス・ファミリーに扮したコスプレイヤーに囲まれ笑顔を見せたり、一緒に来日した愛息子とともにサイン入りTシャツをランチャーで客席に発射したりと、笑顔と歓声に包まれた盛りだくさんのステージは最後、クリスティーナ氏の「ありがとう!(日本語)」という言葉で締めくくられた。

「大阪コミコン2025」は2025年5月2日~4日までインテックス大阪で開催中だ。

出典:©2025 Osaka comic con All rights reserved.

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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