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MCUシリーズの『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は以前までは1作目でメガホンを取ったスコット・デリクソン監督が引き続き制作を担当するはずだったのだが、途中で創造上の相違によって降板し、サム・ライミ監督に交代している経緯があった。
デリクソン監督がどのような物語を想定していたのかについては知ることはできないが、最近になって今作の制作初期に描かれたコンセプトアートが公開され、そこに登場を予定されていたメインヴィランのナイトメアの姿が描かれていたことで話題になっている。
Scrapped #MultiverseOfMadness concept art and set designs of ‘Wendigo Forest’ and Doctor Strange visiting the lake house where his sister (Donna Strange) died and facing off against Nightmare! pic.twitter.com/hGr1mZLWxY
— Doctor Strange Updates (@DrStrangeUpdate) August 20, 2022
写真に写る湖は、映画でもストレンジによって語られた妹が事故で凍った水に落ちて死亡した湖だとのことだ。
どうやら当初はそのシーンについても詳細に描かれる予定だったことがうかがえる。
そこに現れるのは馬になった人物だが、これがナイトメアとのことだ。
おそらくストレンジにとっては酷いトラウマである妹の死を悪夢として見せているのではないかと思われる。
Early #MultiverseOfMadness character designs of Nightmare!
The villain was originally featured in Scott Derrickson’s script of the film but was ultimately removed under Waldron’s pen. pic.twitter.com/ZPBbLNBuLa
— Doctor Strange Updates (@DrStrangeUpdate) August 20, 2022
さらに別のコンセプトアートでは古文書のようなものに描かれたナイトメアの姿を確認することができる。
コミックのイメージとはだいぶ異なる姿になっており、戦国武将の亡霊のようにも見ることができる。
スコット・デリクソン監督は2017年頃にインタビューでナイトメアの登場を示唆していたのだが、何らかの理由で却下されてしまった。おそらくそれが創造上の相違のひとつなのではないかと予想される。
今回公開されたナイトメアの姿からも十分にホラー要素満点であることは間違いなく、サム・ライミ監督とはまた違った方向性のホラー映画になっていたことは間違いないだろう。今後の作品でナイトメアが登場することに期待をしたいところだ。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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