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『彼女は君と同じだ。とても似ている。』
『そうか、こんな気分なのか・・・』
発売月 | 2020年9月 |
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メーカー | ハズブロ |
販売方法 | 一般販売 |
作品 | 『ローガン』 |
マーベルレジェンド ローガン&チャールズ・エグゼビアのパッケージ
まずはパッケージ。今回は米国でのハズブロ直営ショップ限定アイテムということで、デザインもなかなか凝っている。
チャールズの前に膝をついてるローガンのイラストはスリーブになっている。
スリーブを外すと、このように実写版X-MEN系のデザインパッケージが出てくる。ウインドウからはローガンとすでに車いすに座るチャールズが確認できる。
裏面には再度にもあったようなシルエットが描かれている。
ブリスター状態。今回はローガンの付属品が多め。
マーベルレジェンド ローガン&チャールズ・エグゼビアの本体
ということで今回は二体セットということで、一体ずつ見ていくことにする。
本体、可動範囲、付属品を見た後にポージングをしていく。
マーベルレジェンド ローガンの本体
まずはローガンの本体から見ていこう。
ぐるっと一周。衣装としては『ローガン』の序盤で着ていた黒いスーツのローガンを再現している。どちらかというとリムジンを運転する際の仕事着みたいな感じなのかな?
全体的にはシンプルなデザインとなっており、素体自体も特別にローガン用に作られたものではなく、一部一部はマーベルレジェンドでよく使用されるパーツが使われている。
バストアップ。今回もデジプリによって目などの塗装を再現している。傷の生々しさもリアル。
ただ演じるヒュー・ジャックマンに近いといわれると正直微妙なライン。好きな作品なだけに底店はかなり厳しめに見てしまう。
離れてみればヒュー・ジャックマンのような感じもするが、あまり近くで見ない方が良いかもしれない。
また左右から見ると高等部が大きく空いているのも気になるところだ。おそらく大きく上方向に向かせるための処理だと思うが、それによって見た目が損なわれては元も子もないので、今後改善してほしいポイントだろう。
ジャケットの奥には白いシャツ。しわなんかもリアル。劇中では結構血だらけにしていた気がする。
ジャケット自体は軟質素材となっている。腕との素材の違いが気になるかな。
腕に関してはしわがリアルなところ以外は特筆するところはないかも。
脚もスーツの造形が良好で、しっかり立たせることができた。
革靴もテカリがありいい感じ。
マーベルレジェンド ローガンの付属品一覧
次はローガンの付属品を見ていこう。まずはおなじみのクロー展開手首パーツ。『X-MEN:ZERO』版のウルヴァリンと共通かと思われる。
次は血がついたクロー。微妙な違いかもしれないが、これがあるかないかだけでアクションへの臨場感が全く違うので、嬉しい付属品だ。ちなみに『X-MEN:ZERO』版のウルヴァリンにもつけることが可能だ。
次はローガンの叫び顔。ちょっと目が小さく見える気がする。
口の中の造形や塗装は良好。迫力は一気に増す。
マーベルレジェンド ローガンの可動範囲
首の可動はかなり広め、肩の可動範囲は水平方向より少し下といった感じ。
首の前後可動は後頭部が大きく空いているため上方向に広く向けることができる。下方向もある程度動かすことが可能だ。
腰の前後可動はジャケットの干渉でのけぞりがあまり動かず。前方向はかなり動かすことができる。
腰回転は広く動かすことができた。
開脚も広く、接地性についても抜群だった。
マーベルレジェンド チャールズ・エグゼビアの本体
ローガンの次はチャールズ・エグゼビアを見ていこう。
まずは本体をぐるっと一周していこう。
おそらく先日紹介したマーベルレジェンドの実写版プロフェッサーXと同じ素体を使っていると思われる。カーディガンの分大きく見えるが、下半身は色が異なるだけで全く同じだ。
だだそれでも力ない老人のような雰囲気をしっかりと表現されているのは素晴らしい。
バストアップ。前回のプロフェッサーXに引き続き、演じるパトリック・スチュワートの造形については最高に完璧だ。特徴的な輪郭や鼻の形まで本人にそっくり。
目などはデジプリを使用しており、ひげや薄く白髪な髪も塗装されている。頭頂部にはシミも再現しているのはかなり細かい。
ボディを見ると中にはチェックのシャツを着ている。柄の再現も素晴らしい。
上からきているカーディガンの造形も、大きく垂れている表現が素晴らしい。ダボついたしわの造形は特筆すべき点だろう。
背中側のしわもより自然に。
腕については少し太いように感じるが、カーディガン分だと思えば問題ないだろう。
次は脚。基本的に立たせることはないキャラだが、足首周りの裾が大きくて非常に立たせづらいのが難点。それ以外は特段問題ない造形だ。
革靴はブラウン系に。
比較をしていこう。まずはマーベルレジェンドのプロフェッサーX。同じ実写版だが、フン良いが全く異なる。見ての通り下半身に関しては全く同じだ。
次はセットのローガンと比較。チャールズが立ち上がることが無いため、身長差がどれほどなのかはわからないが、イメージとしては問題なさそうだ。
マーベルレジェンド チャールズ・エグゼビアの付属品
次はチャールズ・エグゼビアの付属品を見ていこう。といっても車いすだけだ。
今回も病院にあるような車いすとなっている。こちらに関しても実写版プロフェッサーXと同じもので、背もたれと座るところの布が若干今回の方が色が薄めになっている。
大きなタイヤの方はコロ走行付きとなっている。
マーベルレジェンド チャールズ・エグゼビアの可動範囲
首の回転と肩の可動範囲は広めに動かすことができる。
首の前後可動も結構動かすことができた。後頭部が大きく開いていないのはやはり良い。
腰の前後可動はカーディガンがあるため、そこまで広くはない。
腰回転は一回転できる。
開脚は広いが、接地性は微妙。
マーベルレジェンド ローガン&チャールズ・エグゼビアのアクション!
Youtubeでもレビューしていますので、ぜひご覧ください!
ということで、マーベルレジェンドのローガンとチャールズ・エグゼビアのアクションをしていこう。
まずはローガンから。個人的に『ローガン』という作品がスゴイ好きなので、このふぃぎゃうの発売は待ちわびていた。
映画序盤ではリムジンのパーツを盗まれそうになったとところを、脚を引きずりながら歩いてきたイメージが強い。
ただ衰えたといえども筋肉はバキバキだったローガン。
今回のローガンは可動がかなり優秀。
傷を負って地面を這うローガン。ボロボロになりながら戦う姿が痛々しかった。
次はクローを展開してのアクション。
くろーが しっかりまっすぐになっているのが嬉しい限りだ。
大きく足を開いても安定しているのが今回のローガンの特筆ポイント。
やっぱりあまり近くで見ない方がヒュー・ジャックマンらしい顔だ。
血がついたクローも臨場感増して良い。
ちなみにローガンという名前も本名ではなく、本当はジェームズ・ハウレットが本名。劇中でも一度だけジェームズと名乗っていた。
立膝も問題なくできる。
次はチャールズ・エグゼビアを見ていこう。
基本は車いすに座っているチャールズ。
全快のプロフェッサーXでは病院の車いすに不満だったが、今回のチャールズに関してはむしろこの車いすの方がピッタシだ。
力なく手を差し伸べるチャールズ。
劇中でのチャールズは90歳を超え、以前のような頼りのある人物ではなく、認知症を患ってしまって、普通の人間のように年老いてしまった。また発作による痙攣で能力が暴走して、かなり広い範囲の人々まで痙攣させてしまうという、兵器レベルの状態となっている。
こんなんい弱々しい感じを表現できるのは素晴らしい。
頭部のシミの再現までされているのはびっくりした。
もっと細かいところを言うと、車いすの向かって右側のひじ掛けには車いすを操作するためのレバーがあるが、この辺は目を瞑ろう。
これは劇中、ホテルにて幾ばくかの休息をとっていたところに襲撃に遭い、銃を向けられている状態で発作を起こしたチャールズの後ろ姿。実際は両サイドから銃を向けられているが、その兵士も痙攣しているために動くことができなくなっていた。
フィギュアなので立たせることも。
まっすぐ立たせにくいのが功を奏したのか、若干前かがみ気味なのが腰の曲がったおじいちゃんのような雰囲気になっている。
腰に手を当てれば既視感のあるおじいちゃんスタイルに。
車いすから落ちて床を這うチャールズ。
今回のチャールズには交換用手首パーツが無いが、プロフェッサーXのものは使いまわせるため、このように能力を発揮する姿もできる。
この指があると一気にプロフェッサーX感が出る。
劇中では馬ぐらいにしか能力を発揮していなかった印象。
さてローガンに戻る。
これはクライマックス付近で薬によって一時的に能力が向上して、森を全速力で走るウルヴァリンを再現。実際はタンクトップだが、まぁいいでしょう。
叫び顔があることでより迫力が増す。
ローガンというよりウルヴァリンだ。
叫ぶローガン。
血がつくとより楽しい。
爪をしまうのも痛そうだった記憶。
とびかかるようなポーズはウルヴァリンらしい。
もっと活躍が観たかったけど、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンは『ローガン』が最後。
ちなみに血の付いたクローは『X-MEN:ZERO』版ウルヴァリンでも使用可能。
ローガンと対決させて、クローンのX-24風にしてみる。
このようなポーズでもしっかり自立できる。
哀愁のある感じが良い。
ローガンとチャールズを絡めてみる。クローを出していないローガンの手首が持ち手なのはおそらく車いすの取っ手を持つためだと思ってる。
『ローガン』でシリーズから卒業した二人のレジェンド。
この二人をセットにしたのは賢明でしょう。
例のシーン。
最後はパッケージのシルエットを再現して終わり。
以上、マーベルレジェンド ローガン&チャールズ・エグゼビアのレビューでした。
全体的には合格点な内容。ローガンは肝心の頭部が近くで見るとあまり似ていないのが気になった。髪やひげ、口、傷などの造形や再現度は良好だったためより気になってしまっていた。
可動範囲はかなり優秀で、腕も腰も脚も全体的に安定して動かすことができた。特に接地性の優秀さは素晴らしい。あまりほかのブランドのフィギュアでも見ないような可動範囲だった。
また付属している血のついたクローが地味にテンションを上げてくれた。これがあるだけで一気に劇中の臨場感と血なまぐさい雰囲気が再現できるのは嬉しい。
チャールズについてはプロフェッサーXからパトリック・スチュワートの再現度はかなり高かった。非常にそっくりで作品を知っていれば誰でも認識できるレベルだ。
可動については特に動かしたりするタイプのキャラではないが、それなりに大きく動かすことが可能だ。
付属品は特にないが、プロフェッサーXを持っている人なら手首を使いまわすことができるのは嬉しい。また車いすについても今回のチャールズの方がぴったしなので、これもGOOD。
あとはローラmマーベルレジェンド化してほしいなー。あまり子供のキャラクターの可動フィギュアって見かけないけど、映画にとっては欠かすことのできないキャラということで、ぜひとも立体化を希望したい。
ゆとぴ
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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