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MCUの中でも『ブラックパンサー』は、ワカンダの世界観と政治劇、そしてティ・チャラの葛藤で強い印象を残した作品だった。
しかし、実は「当初は別のヴィラン案もあった」という話が、ライアン・クーグラー監督の口から明かされた。海外メディアComicBook.comによれば、クーグラー監督はHappy Sad Confusedのインタビューで、スパイダーマンの宿敵として知られるクレイヴン・ザ・ハンターを出すことを検討していたと語っている。
メインヴィランには最初からマイケル・B・ジョーダン演じるエリック・キルモンガーとして決まっており、もう1人の敵役候補としてアンディ・サーキス演じるユリシーズ・クロウも企画段階から入っていた。ただし「クロウの枠にはまだ検討の余地があった」といい、その流れでクレイヴン案が浮上したという。
ところが、この案はすぐ却下されることになった。マーベル・スタジオ側は監督の依頼に対して「難しいが確認する」として、映像の権利を持つソニー・ピクチャーズに話を通したものの、返答は明確に拒否だったという。
後にクレイヴン・ザ・ハンターはソニーのSSUシリーズの映画としてアーロン・テイラー=ジョンソン主演で『クレイヴン・ザ・ハンター』として公開された。『ブラックパンサー』の頃からこの単独映画の計画があったのか、単純にスパイダーマン以外のキャラクターの使用を認めたくなかったのか、当時のソニーの思惑は不明だが、結果的にはユリシーズ・クロウが採用されたことにクーグラー監督も満足しているようだ。
今後クレイヴンがMCUシリーズに参戦できるかは怪しいところだが、ブラックパンサーなどの他のヒーローたちとのクロスオーバーも希望を持っておきたい。

ちょっと見たかった

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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