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DCU最新作『スーパーガール』に登場が予定されている、DCコミックスの賞金稼ぎロボは、長年「実写映画で見たいキャラ」として名前が挙がり続けてきたが、実は過去に単独映画がかなり具体的に進んでいた時期があったという。
脚本を担当したジェイソン・フュークス氏が、ポッドキャスト番組で幻に終わった企画の中身を明かし、脚本の冒頭で『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(通称BvS)のあのシーンをネタにしていたと語った。
フュークス氏が当時目指したのは、いわゆるヒーロー映画の王道とは真逆のテンションである。本人いわく映画のトーンはまるでクエンティン・タランティーノ監督が撮影した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のような方向性で、しかもマイケル・ベイ監督の想定もあったという。作品もR指定を狙っており、暴力描写も相当強めにするつもりだったという。
当時からロボ役にはジェイソン・モモアを思い浮かべていたと述べている。ただし具体的な交渉段階までは進まず、当時のDC映画の流れの中で「どこにも収まりが悪い企画」になってしまったことが、実現しなかった理由の1つだったようだ。
そして『BvS』いじりは、敵役がロボに命乞いする中で、「母のことを考えてくれ。マーサはどうなる」と口にし、ロボが「今なんて言った?」と食いつく。相手が「マーサは母の名前だ」と言うと、ロボが「あり得ない。俺の母もマーサだ」と続け、相手が希望を見せた瞬間にロボが撃ち抜き、「いまの何だったんだ」と吐き捨てる。
あの名(迷)シーン“マーサ”展開を、ブラックジョーク的なオチにしてしまう発想が、当時の脚本のノリを象徴している。
このほか脚本にはグリーン・ランタンを含む別のDCキャラも登場する想定だったという。
単独作は実現しなかったが、DCUの映画『スーパーガール』でモモアがロボを演じ、2026年6月26日に全米公開予定とされている。将来的に再びロボの単独映画再始動することにも期待をしたい。

めっちゃおもろそう!

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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