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ディズニーは近年、映画やドラマの制作現場でAI活用を模索しているが、今回その方針が一段とはっきりした。
ウォルト・ディズニー社のCEOボブ・アイガー氏が、生成AIを活用したユーザー制作コンテンツをDisney+ (ディズニープラス)で展開する構想に言及し、社内のプロダクトやオフィス業務を含む広範囲でのAI導入に前向きだと語った。
第4四半期の業績報告の電話会議でアイガー氏は、現在外部のAI企業との協議が進んでおり、非常に生産的だったと評価している。
一方ではディズニーのAIに対する最優先事項は、自社IPの保護とクリエイターの権利尊重にあるともしている。アイガーは過去の発言でも、生成AIを「強力な技術」と評価しつつ、キャラクターや物語、そしてクリエイターと顧客を守るために慎重な運用を行う姿勢を強調してきた。
Disney+ (ディズニープラス)でのユーザー生成AIコンテンツが具体的にどのようなものを構想しているかは不明だが、もし言葉通りのものならば配信プラットフォームに対しての「視聴型」体験から、コンテンツ生成によって配信をする「参加型」体験へ広げる狙いがあると思われる。
直近ではいつ頃を目指してAI技術の模索をしているのかは不明だが、ユーザーの視聴環境が確実に変わる中で、少しでも生産性を上げていくことが現在の映像制作会社のミッションであるとも言えるだろう。その中で最大手のディズニーがAIに対してどのような姿勢を取っていくのか今後も注目していきたい。

とにかくクリエイターを尊重する方針にしてほしいですね

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
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