『ザ・バットマン』ファルコーネ役俳優、『ペンギン』へ出演しなかった理由を明かす ー 「もうやりきった」

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『ザ・バットマン』シリーズは、スピンオフドラマとしてコリン・ファレル主演の『ザ・ペンギン』が配信され、映画と同様に高評価を得ている。これが次の新作映画への大きな足がかりとなっている。

この作品にはゴッサム・シティの裏社会の帝王ファルコーネも登場していたが、映画で同役を演じたジョン・タトゥーロは出演せず、ドラマではマーク・ストロングが引き継いでいる。

最近「Happy Sad Confused」のポッドキャストに出演したジョン・タトゥーロは、『ザ・ペンギン』に出なかった理由について、映画でファルコーネをやりきったと感じたからだと明かした。

もうすでにやり終えたって気持ちだったんだ。自分のやったことは気に入っていたしね。『ザ・バットマン』を演じてすごく良い気分だったし、その後さらに別のシリーズに出て続けたいかというと、そうじゃなかった。僕は呼ばれて、自分の役をしっかりやって、そして去る──そういうスタイルが好きなんだよ。わかるだろ? やるべきことをやったら、すっと立ち去るんだ。”

これはタトゥーロの演技スタイルとも言えるもので、同じ役を繰り返し演じ続けることはあまり好まないようだ。さらに映画ではファルコーネはすでに故人となっているため、亡きキャラクターを再び演じることにも前向きではなかったのだろう。

また『ザ・バットマン』での出演条件についても語っており、それはサングラスを掛けることだった明かしている

”あの役に影響を与えたコミックを全部読んだし、真剣に向き合った。原作に立ち返ったんだ。リーヴス監督にも伝えたんだよ。「この眼鏡をかけられるなら演じる」って。だって他のキャラは皆マスクをしているだろう?だから僕も自分なりの“マスク”が欲しかったんだ。自分の目は鋭く冷たいタイプじゃないってわかってる。だからこうした「シールド」があると助けになるんだ。時に、ひとつの小道具や衣装のパーツが、自分を解き放ってくれることがあるんだよ。”

劇中のファルコーネは常にサングラスをしており、それが彼のトレードマークとなっていた。確かにタトゥーロの目は優しさのある印象を与えるため、冷酷な悪役としての存在感を強調する上で、サングラスは大きな役割を果たしていたと言えるだろう。

現在制作中の『ザ・バットマン PARTⅡ』において、タトゥーロが再びファルコーネ役で登場する可能性は低い。しかし、バットマンが次にどのようなヴィランと対峙するのか注目される。

キャラクターの物語を考えても致し方なし

ゆとぴ

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