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「ぼくらはトイザらスキッズ」――特定の世代には深く刺さるフレーズで知られるおもちゃ屋・トイザらスが実写映画化されることが、Variety誌の報道により明らかとなった。
映画『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を手がけた映画スタジオ、ストーリー・キッチンがトイザらスと共同で、実写版『トイザらス』の制作を進めているという。
「トイザらスは、いまも私たちの中に眠る子ども時代に影響を与え続ける、文化の試金石です」と、ストーリー・キッチンの共同創業者であるドミトリ・M・ジョンソンとマイク・ゴールドバーグが声明の中で述べている。
トイザらス・スタジオの社長キム・ミラー・オルコ氏も、「当ブランドの魔法をスクリーンに届ける素晴らしい機会」とコメントしており、キャスティングなどの詳細は今後数ヶ月以内に明かされる見通しだ。
現在は開発初期段階であり、映画の雰囲気は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ジュマンジ』のリブート版、『バービー』のようなトーンになると伝えられている。
トイザらスは米国では2017年に全店舗を閉鎖したことで破綻している。現在は再起をかけて再び事業拡大をしていると報じられている。米国本社の破綻をよそに、日本をはじめとしたアジア圏で変わらず店舗を展開している。米国民にとって「トイザらス」という存在は、日本で例えるとかつて存在したおもちゃ屋「ハローマック」のようなもので、米国などのファンにとってはノスタルジーの象徴とも言えるのだ。
正式タイトルが未定の実写映画『トイザらス』は、70年以上の歴史をもつトイザらスのブランドを活かした、現代的でテンポの早い冒険物になるという。夜中に展示物が動き出す『ナイトミュージアム』のようなものになるとも報告されており、トイザらスの店内に売られているトイザらスのおもちゃたちが、トイザらスの店舗の中で生き生きと動き出す姿が、この実写映画『トイザらス』で描かれるかもしれない。
トイザらスによる実写映画『トイザらス』がどのようなトイザらス映画になるのか、かつてのトイザらスキッズたちは注目をしておこう。

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
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