『マダム・ウェブ』主演、興行的な失敗に言及 ー 「ただ流れに身を任せるだけだった」

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ソニー・ピクチャーズのマーベル映画シリーズ「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」は、2024年に一気に3作品を公開したにもかかわらず、いずれも興行的にも作品評価的にも不振であり、特に『マダム・ウェブ』はシリーズ終了の決定打になったと報じられている。

最近、ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューに応じた『マダム・ウェブ』主演のダコタ・ジョンソンは、映画の失敗について、当初の構想から別の作品になってしまったと語った。

”今は多くのクリエイティブな決定が「委員会」によって下されるようになってきていて、もしくは創造的なセンスをまったく持っていない人たちによって決められてしまう。それではアートを作るのは本当に難しいし、エンターテインメント性のあるものを作るのも難しい。そして残念ながら『マダム・ウェブ』は、最初は別のものとして始まったのに、途中で全然違うものになってしまった。”

おそらくソニーの幹部による作品への介入を示唆していると思われるが、本作は当初、マーベル・スタジオのMCUシリーズとも連携するような内容が想定されていたとも言われており、それを裏付けるようなグッズの写真も最近明らかになっている。

結果的にはスパイダーマンも登場せず、クロスオーバーもない中途半端な内容となってしまったことは否めない。ダコタ・ジョンソンも、「この段階では流れに身を任せるしかなかった」と述べている。

一方で、将来的にヒーロー映画などに出演する可能性については、前向きな姿勢を見せている。

”そういうことはある。大作映画だってしょっちゅう失敗する。私はそれを気にして包み隠そうとは思っていない。「もう二度とやらない」なんて気持ちはまったくない。ごく小さな作品でもうまくいかなかったものはあるし、そんなの気にしないです。”

SSUシリーズはすでに終了しているため、彼女が再びマダム・ウェブとしてスクリーンに戻る可能性は低いだろう。

ソニーは現在も、スパイダーマンのキャラクターを活用した新たな映画を模索しているとも言われているが、すぐに実現する見込みは薄い。

マーベル・スタジオとの共同制作としては、現在『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の制作が進行中であり、この映画以降の展開にも注目しておきたい。

んーーーー悲しみ

ゆとぴ

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