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旧20世紀FOXの2015年版『ファンタスティック・フォー』は、公開当時から「マーベル映画の迷走」として語られてきた。
若手キャストの起用やリアル志向の路線変更、追加撮影や編集差し替えなど、制作現場の混乱は幾度も報じられたが、キャストや当事者のコメントはそこまで伝えられてはこなかった。
そんな中で、本作のリード・リチャーズ役のマイルズ・テラーがシリウスXMのインタビューで映画の失敗の要因を振り返り、「すべてを台無しにした重要人物が一人いる」と踏み込んだ言い回しで当時の実感を語っている。
具体名は挙げていないが、決定権を持つ誰かの意思がクリエイティブをねじ曲げたという意味を読み取ることができる。
過去の情報では当時のスタジオ上層部が制作現場に幾度も口出しをし、結果的に監督たちが目指していた映画とは全く異なるものになったと言われている。これがテラーが話す重要人物なのかは不明だが、以前までの情報からある程度合致するものとなっている。
このほか一部メディアではこの重要人物がジョシュ・トランク監督本人ではないかとも示唆されている。
記事では撮影現場でトランク監督はキャストやクルーに対して無礼な暴言を吐き、侮辱していたと報告されている。また『セッション』で名を挙げていたテラーの起用をトランク監督が推していたとしているが、テラーの皮肉屋で反抗的な姿勢によって監督と幾度かの衝突もあったという。
言葉通り一触即発までいっていたともするが、現場の空気感も相当緊張感のあるものだったことがうかがえる。
結果的に本作は1作のみで制作が終了し、現在はマーベル・スタジオのMCUシリーズでリブート作品『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が公開された。

言葉だけでも伝わる大変さ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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