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ソニー・ピクチャーズが展開していたマーベル映画シリーズのソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)は、2024年に公開された3作品が軒並み興行的に失敗したと伝えられ、特に『マダム・ウェブ』と『クレイヴン・ザ・ハンター』はシリーズに終止符を打つ大きな要因となった。
そんな中、ソニーが今後の公開スケジュールを更新したことで、予定されていたマーベル映画のいくつかがスケジュールから削除されたことが明らかになった。
これに該当すると考えられるのは、『エル・ムエルト』やドナルド・グローヴァー主演とされていた『ヒプノ・ハスラー』の2作品だ。
『エル・ムエルト』は、当初アーティストのバッド・バニーが主演を務める予定だったが、後に降板。その後は音沙汰がなくなっていたが、今回のスケジュール更新により、プロジェクトが正式に消滅した形となった。また『ヒプノ・ハスラー』も約1年前に制作が伝えられていたものの、今回のリストから消えたことにより、実質的に企画が消滅したと見られている。
これらのプロジェクトが中止された理由は、冒頭の通りSSUシリーズ自体が終了したためと推測される。また、ソニー内部ではマーベル映画の仕切り直しが検討されているようで、現時点で予定されている作品を除き、数年間は新作映画が公開されない可能性が高い。
一方で、ソニー・ピクチャーズはすべてのマーベル関連作品を打ち切るわけではなく、現在もいくつかのプロジェクトを継続している。
現在進行中の作品としては、Amazonとの共同制作で進められているドラマ『スパイダーマン・ノワール』があり、こちらはニコラス・ケイジが主演を務めることが決まっている。また、『スパイダーバース』シリーズの第3作目である『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の制作も引き続き進められている。さらに、マーベル・スタジオと共同制作となるMCUシリーズの『スパイダーマン4』も予定されている。
ソニー・ピクチャーズは引き続きスパイダーマン関連の映像権を保有しているため、今後どのような展開をしていくのか、最新情報に注目しておこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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