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『俺は最初からクライマックスだぜ!』
『お前倒すけどイイよね?答えは聞いてない!』
ということで、S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー電王 ソード/ガンフォーム 真骨彫製法のレビューです!
価格 | 8,800円(税込) |
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発売月 | 2020年5月20日 |
メーカー | バンダイ・スピリッツ |
作品 | 『仮面ライダー電王』 |
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー電王 ソード/ガンフォーム 真骨彫製法のパッケージ
まずはパッケージから。いつも通りの真骨彫製法テイストのデザインで、今回はソードフォームとガンフォームの換装方式のため、2つの姿の電王が写し出されています。
サイドには珍しくソードフォームが赤文字、ガンフォームが紫文字に印刷されていますね。これは新しい試み。
この辺はいつも通り。
背面は2フォームということで写真は少なめ。
ブリスター状態。電王本体とガンフォーム換装パーツ、武器類、そして手首パーツですね。2段重ねはいつも通り。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー電王 ソード/ガンフォーム 真骨彫製法の本体
今回は2フォームの電王がセットになっているので、一個ずつ見ていきましょう。まずは基本フォームのソードフォームから。
あ、ちなみに今回は1体しか買っていません。「上の画像では2体写っているぞ!!」という声が聞こえてきそうですが、あれは合成です。Photoshopがわりといじれるのでがんばった。
仮面ライダー電王 ソードフォーム 真骨彫製法
それではS.H.フィギュアーツ 仮面ライダー電王 ソードフォーム 真骨彫製法のレビューです。まずは全身からいきましょう!
ぐるっと一周。旧フィギュアーツの電王からより劇中スーツに追加造形とスタイルを再現。全体的にもどっしりとしたスタイルになっているのが特徴ですね。真骨彫はこういった人間が入っているような雰囲気が一番の特徴ですね。
バストアップ。賛否両論のあるソードフォームのマスクです。ぱっと見は以前のものよりも格段に良くなっています。ただ複眼が若干大きく見えたり、位置が下にあるような感じがしますね。それでも個人的には十分合格点です。複眼の模様も非常に細かくなっていますね。
ソードフォームのマスクの立体化は鬼門ともいわれていますが、満足はできますね。
正面以外のところは概ねGOOD。ゴールドラインも問題なく再現されています。
正面のゴールドラインの部分。ここら辺もしっかりモールドが彫られ、墨入れもされていますね。名前がわからないのですが、グリーンの部分は少し塗装飛びがあるのが残念無念。
胸アーマー。この辺はイメージ通りの立体化。ちなみにただの赤というよりは、若干メタリックなレッドが使用されていますね。これがかなりかっこいい。
細かいイエローのドットなども塗装で再現されています。
背中。ある意味では胸アーマーでもある背中もしっかりと塗装が行き届いております。当たり前ですが。
腕はこのような感じ。この辺りのアーマーの再現や太さも違和感は特になし。
注目なのは中央のシルバーの塗装ですね。このシルバーががしっかり関節部分まで塗られています。旧フィギュアーツでは関節は黒いままだったので、ここは嬉しいポイント。
また肘関節にはロール軸もあるので、回転も可能。
肩の後ろ側もしっかりとカラーを再現。
ずっしりとした脚。太ももがボリュームありますね。「やり過ぎかな?」と思い画像検索しましたが、意外とこんなもんでした。逆に再現度高いですね。
太ももの赤部分はメタリックな感じ。
膝パーツも問題なく造形。
ブーツ部分は特徴的なすねの局面も再現されています。少し足首関節が硬く感じました。
そしてデンオウベルト。中央はクリアパーツが使用されており、「T」を模したような模様も再現されているのはスゴイ。サイドにある4色のボタンも塗分けされています。
ベルト部分のカラーやベルト留めの造形もしっかりと再現されています。ちなみにデンオウベルトは本体とは別パーツなので、やろうと思えば同じ真骨彫のディケイドとベルトを付け替えて、ディケイド電王なんかも再現できます(自己責任ではありまが)。
サイドのデンガッシャーのマウントパーツもあり。
ブルーの矢印も塗られていますね。
旧S.H.フィギュアーツの仮面ライダー電王と比較していましょう。発売してから数年経っていますが、やはり気づくのは体の線の太さ。真骨彫の方がしっかり中に人が入っているようなスタイルを再現しているのはお見事。なんだか筋トレ前と後みたいな感じ。
マスクを比較。左が旧フィギュアーツで、右が真骨彫の電王です。マスクの輪郭が違うので、複眼の模様の細かさが全然違います。旧バージョンは当時から輪郭には違和感があったので、今回の真骨彫版の再現度は満足ですね。
真骨彫電王のフォームチェンジ換装ギミック!
次は今回の真骨彫電王のメインイベント(?)換装ギミックを見ていきましょう!
まずは電王本体の膝パーツと胸部アーマーを取り外します。
デンオウベルトのバックルを外して、頭を首パーツごと前へスライドさせて取り外します。
ちなみに首パーツの下部は平たいパーツとなっているので、スライドして取り外していきます。結構簡単に取れるのでありがたい。
ということでガンフォームの頭部を取り付けます。
ガンフォームの胸部アーマーと太ももパーツを取り付けます。
そしてデンオウベルトのバックルをつければ、、、
仮面ライダー電王 ガンフォーム 真骨彫製法
これで仮面ライダー電王 ガンフォームの真骨彫製法が完成!ぐるっと見ていきましょう!
見事にガンフォームを再現していますね。換装の難易度としてはそこまで難しくはないです。直感的にパーツがどこに来るかとかを思いつくのでガンガンフォームチェンジ遊びができます。
注意点はデンオウベルトのバックルが取りづらいです。裏側に4つの突起があるのですが、無理に外そうとすると突起が折れて取り付けることができなくなる可能性があるのは注意。
逆に取れやすいのは胸部パーツ。しっかりと付けてもポーズすると腕が干渉したりすると簡単に取れます。この辺は補強していきたいところですね。
バストアップ。龍をイメージしたマスクで、大きな複眼が特徴。クリアパーツで再現され、平行なラインの複眼の模様ももちろん再現されています。龍の髭のも細かいパーツですね。ここらへんは注意で。
ガンフォームの大きな特徴である胸部アーマー。大きさや上部へ大きく開いたアーマーもほぼ劇中スーツそのまま。
肋骨あたりにある特徴的な丸いマークも立体造形。
龍が持っている玉のような部分はクリアパーツと、レインボーの反射を再現。ここはガンフォームの中では注目ポイントですよ。
裏側はこのような感じ。ソードフォームの胸部アーマーが開いた状態なので、カラーは赤に。
デンオウベルトは紫のクリアパーツとなっています。
太もももメタリックな紫塗装となっています。
再び旧S.H.フィギュアーツの仮面ライダー電王 ファンフォームと比較。素体の違いについてはソードフォームの比較と同じですが、アーマーに関しては大きさが違いますね。そのため迫力も違う。頭部の大きさも結構違うことがわかりますね。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー電王 ソード/ガンフォーム 真骨彫製法の付属品一覧
次は付属品たちを見ていきましょう。
こちらは交換用手首パーツ。フォームチェンジしても手首は変わらないので両フォームで共通のものです。それぞれの決めポーズの再現などもあるので、手首パーツは豊富。
こちらは電王に外すことのできないライダーパス。非常に細かい再現度。表側の模様もかなり綿密なプリントで、裏側の電王のマークも再現。そしてカードを入れる部分のクリアパーツも再現され、取り出すための中央の長方形の穴まで再現されています。これはスゴイ。
またパスを裏返したものまで付属。ライダーパスへのこだわりが凄すぎるぞ真骨彫。
こちらはソードフォームのメイン武器のデンガッシャー ソードモード。電王といえばな武器ですね。
黒が基調となり、ブルーカラーも再現されています。旧フィギュアーツでもある程度カラーリングは再現されていましたが、各デンガッシャーパーツについている赤白のマークも真骨彫では再現されています。ちなみに漢数字の一~四を模したマークになっているのは初めて知ったときびっくりした。
裏側はこのような感じ。刀身もメタリックなレッドカラーとなっています。長さも十分ですね。
こちらはガンフォームのデンガッシャー ガンモード。こちらもカラーリングはソードモードとお縄らず細かい。赤白のマークもモードに合わせて小さくなっているのも細かい。
裏はこのような感じ。
こちらはデンガッシャーの4つに分割されたユニット。ベルトにマウントすることもできます。こちらもカラー再現素晴らしいですよね。左右と上下のパーツのマウント位置間違えてたらごめんなさいだね。
そしてガンフォームの換装パーツが別パーツで付いていきます。おそらく今後出るであろうロッドフォームやアックスフォームもこのうなパーツ構成になりそうですね(ロッドの肩パーツがどうなるかは気になる)。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー電王 ソード/ガンフォーム 真骨彫製法の可動範囲
注目の可動域。
首の回転は広く、肩可動も結構広く動かせます。また肘関節にはロール軸も用意されていますので、細かいポーズの表情付けも可能となっています。
首の前後可動も結構広いですね。
腰の前後可動は大きく広いわけではないですが、ポーズするうえではそこまで気にならないレベルですね。
腰回転は広め。
開脚も非常に優秀で、接地性も十分です。股関節周りの処理も大きく広げても見た目が崩れないようになっているのが嬉しい。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー電王 ソード/ガンフォーム 真骨彫製法のアクション!
『俺、、、』
『参上!!』
ということで、S.H.フィギュアーツの仮面ライダー電王 真骨彫製法のアクションをしていきましょう。まずはソードフォームを決め台詞とともに。
いやー、待ちに待った電王の真骨彫。楽しみにしていましたよー。
電王ってフォームチェンジすると憑依しているイマジンが変わるので、動きでその性格の違いとかを表していたイメージですね。なのでフィギュアでそれをやろうとすると結構難しかったりします。ちなみにこの写真はよくわからない。
『あーーー!!!お前!!!』みたいな感じ。モモタロスってよくこういうリアクションをしていたイメージ。
ソードフォームのライダーキック。『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』で披露していたのがイメージ強いですね。
電王のソードフォームと言ったらヤンキー蹴り。
デンガッシャーを組み上げながら歩いたり戦闘してりするのもよくやっていましたね。
デンガッシャー ソードモードで斬撃アクション。
うーん、やっぱり決まるよね。カッコいい。
電王の斬撃音って特徴的ですよね。
ディケイトが電王にカメンライドして、ライドブッカーで切りかかっても音はデンガッシャーのものだったのがスゴイ印象に残ってる。
マスクはいろいろ言われているけど、個人的にはこのレベルでも十分満足できちゃう。
『俺は最初から最後までクライマックスだぜ!!』
からのヤンキー蹴り。
敵イマジンに逃げられて不完全燃焼になったモモタロスがこういったリアクションもしていたイメージ。
そして必殺技。
フルチャージ
『俺の必殺技!』
『パート2!!』
ちなみにこのエフェクトパーツは旧フィギュアーツのものをそのまま使用しています。これはある意味では嬉しい誤算。
刀身のないデンガッシャーも旧フィギュアーツの付属品を使用。
シャキン
そしてリュウタロスにチェンジしてガンフォームに!
『お前倒すけどいいよね?答えは聞いてない!』
で、おなじみのガンフォームです。これまた動きが特徴的なフォームですよね。
ダンスな感じのポージング。ブレイクダンスを元にした動きが特徴ですよね。
こういったダンスポーズもやっていました。僕はダンスには疎いので画像を見ながら再現してみた。
デンガッシャーのガンモードを装備。
狙いを定めずにとにかく撃ちまくるというまさに無鉄砲なガンフォームでしたね。
登場当初の暴れっぷりはヒーローとは思えませんでしたね。
結構派手な見た目のガンフォーム。
ガンフォームもソードフォーム同様に非常にかっこよく立体化されています。
トリッキーな撃ち方もやってみるぜ。
くるくる回転して撃つというポーズもしてたイメージ。
マスクが結構好み。今までのライダーの中ではあまり見ないような形ですよね。
「えぇーもう終わり―」みたいな感じのポーズ。
そして必殺技。
フルチャージ
またエフェクトパーツを使ってみる。劇中みたいに両手構えは流石にできなかったので、片手で構える。ちなみに両肩にある龍の玉からエネルギーが充填されているような描写もありましたね。
破壊力もあるガンフォームの必殺技でした。
最後は電王 ソードフォームと、DXのデンライナーと並べて終わり。電王らしい写真になりましたね。
以上、S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー電王 ソード/ガンフォーム 真骨彫製法のレビューでした。
全てが新規造形となった電王となりましたが、さすが真骨彫製法ということで非常に劇中に近いスタイルになっているのは素晴らしい。マスクに関してはソードフォームは賛否ありましたし、確かに見比べると違和感のある部分もありました。それだけ立体化が難しいマスクなんだなーと実感。ただポージングするうえではそこまで気にならないかなというのが個人的な感想。というのも旧フィギュアーツのマスクの輪郭がどうしても気に入らなかったので、このレベルまで似ているのならば十分満足かなとは思いましたね。
ガンフォームに関しては言うことなしですね。非常に劇中スーツとマスクに近い形で立体化されており、細かい造形は凄すぎる。アーマーの龍が持っている玉のような意匠の造形もすごく良くできていましたし、ビジュアル的にも綺麗ですね。
可動は全体的に良く動かせるので十分に満足。おそらく今後発売される別フォームの電王や、ほぼ素体状態のプラットフォーム
も同じ素体だと思うので、可動に関しては今後も安心して遊べそうです。
換装ギミックはやはりどうしても外れやすい&外れにくい部分はありました。説明でも書きましたが、胸部アーマーが腕の干渉具合で外れてしまうことがありました。ここはどうにか補強できないかなーと悩ましいところです。逆に外しにくいのがデンオウベルトのバックル。4つの突起でハマっていますが、そこまで頑丈にする必要はあったかなーと思います。もちろん小さいパーツなので取れにくくしてくれるのはありがたいのですが、逆に外しにくくて破損の可能性も上がっているのがちょっと残念でした。
ただ換装自体は本当に直感的にできるで、説明書を見ずとも簡単に組み替えることができます。これは良く考えられているのと同時に、おそらく装着変身時代の方法もある程度活かされているのかなーと感じます。まさか10年以上の時を経て電王の組み替え遊びができるハイクオリティーフィギュアがでるとは夢にも思いませんでしたからね。
今後発売されるであろうロッドフォームとアックスフォームはいつ頃になるのかな?加えてウイングフォーム、クライマックスフォーム、ライナーフォームも真骨彫で再び発売されることを期待ですね。そこまで展開されればゼロノスも真骨彫化期待しちゃいますねー。あ、あとイマジンたちですね。
早速モモタロスが真骨彫になっていますので、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、あとジークも真骨彫お願いします!
ゆとぴ
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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